【小学生】自由研究のテーマ選びの参考に!プログラミング作品例まとめ

夏休みの課題で一番やっかいな自由研究

テーマ選びが一番困りますよね。

私も小学校時代、毎年のように両親と頭を抱えて悩んでいました。

小学校でプログラミングが必修化になりましたし、今年はプログラミングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この記事では、今まで当ブログで紹介してきた作品の中で、自由研究のヒントになりそうなプログラミング作品例と本を紹介します。

作品作りの参考にしていただければ嬉しいです。

 

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micro:bit(マイクロビット):電子工作にオススメ

マイクロビット

micro:bit(マイクロビット)は、英国放送協会(BBC)で開発された教育向けの小さなコンピュータです。

LED画面、ボタン、センサーなどの機能がついています。

ブロックを組み合わせてプログラムを作るので、初心者のお子さんでも直感的に作ることができます。

マイクロビットは、センサーを使ったプログラムと組み合わせた工作がオススメ。

さらに拡張パーツをつなげれば作品の幅がグッと広がります。

また、安価に手に入るのも嬉しいポイント。

 

 

 

マイクロビットを使った作品例

冷蔵庫の見張り番

冷蔵庫を開けている時間を視覚的にお知らせする装置です。

見た目を工夫したり、お知らせする方法を変えてみるなどアレンジしてみてください。

 

東西南北ゲーム

マイクロビットが指示する方角を向いて、制限時間内に何問正解できるかというゲームです。

 

魔法の宝石箱

フタを開けると音楽が流れる魔法の宝石箱です。

箱のデザインをこるのもよし、プログラムで面白い仕掛けを作るのもよしでオリジナリティーを出しやすい作品です。

 

ハテナボックス

マリオの世界を再現!?

マイクロビットが2つあれば、通信機能を使ってコインカウンターも作れます!

 

身のまわりのもので作れる『micro:bitであそぼう! たのしい電子工作&プログラミング』

作品づくりに役立つ本を1冊紹介します。

micro:bitであそぼう! たのしい電子工作&プログラミング』では、身の回りの物でかんたんに作れて、たのしくあそべる作例が32も収録されています。

マイクロビットの基本的な使い方から解説されているのではじめてでも安心。

新しいマイクロビット(V2.0)に対応しています。

 

embot(エムボット):ロボットプログラミングに挑戦

エムボットをカスタマイズ

embot(エムボット)は、NTTドコモの新規事業創出プログラムから生まれたプログラミング教育ロボットです。

ダンボールと電子部品を組み合わせてオリジナルのロボットを作り、タブレットやスマートフォンでプログラミングを行います。

段ボールのキットを組み立てて装飾するだけでも見栄えがいいですし、プログラミングでオリジナリティーを出すこともできます。

外装をイチから作ってみるのもオススメ。

 

 

 

エムボットを使った作品例

ダンボー

3分たったらお知らせしてくれるプログラム。

外装をイチから作っていますが、プログラムはキットのロボットでも使えます。

 

赤べこ

首が上下に動く赤べこです。

プログラムはとても簡単!むずかしいプログラムじゃなくても、アイデア次第で特別感のある工作に変わりますよ!

 

 Viscuit(ビスケット):低学年からチャレンジできる

ペンギンを誘導するプログラム

Viscuit(ビスケット)は、NTTの研究で開発されたプログラミング言語。

4歳の子でも理解できるメガネというかんたんな仕組みを使って、自分で描いた絵を動かします。

組み合わせ次第で単純なアニメーションから複雑なゲームまで色々なプログラムを作ることができます。

 

 

Viscuitを使った作品例

自動演奏装置

オリジナルの楽器や自動で演奏するプログラムの作り方です。

 

早おしボタン(上級者むき)

クイズ番組の早押しボタンを再現しました。正解数のカウント機能つき!

 

タイプライター(上級者むき)

アルファベットのボタンをおすと、文字を打つことができるプログラムです。

 

Scratch(スクラッチ):初心者さんにオススメ

Scratch(スクラッチ)は、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが、8~16歳の子ども向けに開発したプログラミング言語

ブロックを組み合わせてアニメーションやゲームを作ることができます。

多くの小学校の授業で利用されています。

 

Scratchは関連本が多く出版されています。

ネットにも情報が多いので、プログラミング初心者さんにオススメ。

 

今回は、自由研究に役立つ本を紹介します。

自由研究に最適!『Scratch(スクラッチ)で科学実験』


Scratch(スクラッチ)で科学実験』では、科学実験にプログラミングを活用する方法が紹介されています。

材料、装置のつくり方、プログラミングの方法、実験の手順まで図や写真を交えてわかりやすくまとめられているので、誰でも楽しく実験することができます。

Scratchのみでできる実験だけではなく、micro:bitのセンサーを使った実験も紹介されています。

 

 

お手軽に人工知能(AI)を体験!『Scratchではじめる機械学習』

Scratchではじめる機械学習』は、小学校高学年くらいの年齢から読める機械学習の超入門書です。

Scratchの拡張機能を使って、画像認識や音声認識などを利用したプログラムを作り、機械学習のしくみを学ぶことができます。

プログラムは、少しでもScratchを使ったことがある人なら問題なく作れるレベル。

解説も分かりやすいので、人工知能(AI)を自由研究の題材にしたい人におススメの本です。

 

 

自由研究でプログラミング作品を作った場合のまとめ方

プログラミングのまとめなんて「何だかむずかしそう…」と思われるかもしれませんが、基本的に調べ学習や工作のまとめ方と同じです。

構成は、

  1. タイトル
  2. 自分の名前
  3. 作ろうと思ったきっかけ
  4. 作りたいもの
  5. 用意したもの
  6. 作り方(工作)
     
  7. 作り方(プログラム)
    設計書
    プログラムをどうやって作るのか計画を立てます。
    「どのような順番」で「何の処理」をするのか考えてまとめましょう。
     
    ソースコード(プログラム)
    プログラムのスクリーンショットを撮ります。
    ScratchやViscuitなどで公開している場合は、URLも書いておきましょう。
     
    テストケース
    プログラムが正しく動いているかチェックするための方法を考えて、
    どうやってテストするのか計画を立ててまとめます。
     
    テスト結果
    テストした結果をスクリーンショットや写真を撮ってまとめます。
     
  8. 感想・分かったこと 
  9. 参考にしたもの

調べ学習や工作のまとめ方に、7のプログラムの作り方を追加するイメージです。

プログラミング部分のまとめ方は、「設計 → コーディング → テスト」とプログラムを作る手順にそってまとめを作るといいですよ。

プログラミング作品のまとめ方について、下の記事でくわしく紹介しています。よかったら参考にしてみてください。

 

まとめ

夏休みの自由研究のヒントになりそうなプログラミング作品を紹介しました。

できたら、プログラムをそのままマネするのではなく、ちょっとでもいいので機能をつけ足してみてくださいね。

 

自由研究を通して、

  • 子どもがプログラミングに興味を持った
  • もっと本格的にプログラミングをやらせてあげたい

と、もっと深く学んでみたくなった場合は、プログラミング教室を検討してみてはいかがでしょうか?

こちらの記事ではプログラミング教室の選び方とおすすめの教室を紹介しています。

ほとんどの教室で無料体験授業を開催しています。

まずは体験授業で雰囲気を確認して、お子さんにあった教室を探してみてくださいね。

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