ビスケット(Viscuit)には、音を鳴らす命令があります。
音を鳴らす命令を使うと、オリジナルの楽器を作ったり自動演奏するプログラムを作ることができてかんたんに音楽を楽しむことができます。
今回は、音を鳴らすの命令の使い方とプログラム例を紹介します。
音の選びかた
1.「音符マーク」をドラッグアンドドロップして、メガネ置き場に置く。
音はランダムに設定されます。
2.「回転ボタン」をおして、回転モードをオンにする
3.音符マークを回転させて、好きな音を選ぶ
音符マークを回転させると、音符のまわりにあるマルの色が変わって、半音階ずつ音が変化します。
(…ド→ド#→レ→レ#→ミ→ファ→ファ#→ソ→ソ#→ラ→ラ#→シ→ド…)
小さなお子さんは上手に回転させることができないかもしれません。
音符マークをたくさんメガネ置き場に置いて、気に入った音をメガネに入れましょう。
いらないメガネは、部品置き場にもどすと消すことができます。
4.音が決まったら、メガネの右側に入れる
同時に複数の音を鳴らす
複数の音符マークをメガネに入れることで、同時に複数の音を鳴らすこともできます。
音を鳴らすメガネ
音を鳴らすメガネを3種類紹介します。
- 「部品が出ている間ずっと」音を鳴らす
- 「さわると」音を鳴らす
- 「ぶつかったら」音を鳴らす
1.「部品が出ている間ずっと」音を鳴らす
部品がステージに出ている間、音を連続で鳴らし続けます。
音が鳴りっぱなしだとちょっとウルサイですね。
2や3のメガネような音を鳴らすルールを決めてみましょう。
2.「さわると」音を鳴らす
部品に1回さわると、音を1回鳴らすメガネです。
3.「ぶつかったら」音を鳴らす
部品と部品がぶつかった時に、音を1回鳴らすメガネです。
自動で順番に音を鳴らす
順番に音を鳴らす方法を2つ紹介します。
- 「部品(絵)が変わったら」音を鳴らす
- 「ぶつかったら」音を鳴らす
1.「部品(絵)が変わったら」音を鳴らす
部品(絵)が変わったら、音を鳴らすメガネを順番につながるように作ります。
2.「ぶつかったら」音を鳴らす
ガイドになる部品(→)を動かすメガネと、ガイドとある部品(棒)とぶつかったら、対応する音を鳴らすメガネを作ります。
2つの方法を紹介しましたが、それぞれよいところとよくないところがあります。
演奏したい曲の特ちょうに合わせて、どの方法が一番合っているか考えてみましょう。
設定画面で演奏の速さを変える
設定画面で演奏の速さを変えることもできます。
カメの方へスライドすると遅く、ウサギの方へスライドすると速くなります。
「音を鳴らす」の命令を使った作品例
おすと音が出る箱(「さわると」音を鳴らす)
メガネ一覧
- さわると音(ド)を鳴らし、音符(\♪/)が飛び出す
※ド#以降のメガネは省略しています。 - 飛び出た音符(\♪/)がステージにあった時、
音符(♪)に変わる - 音符(♪)がステージにあった時、ゆらゆら上へ動く
自動演奏装置(「ぶつかったら」音を鳴らす)
メガネ一覧
- ネコの足あとが下へ移動する
- ネコの足あとが四角とぶつかったら、対応する音を鳴らす
※ド#以降のメガネは省略しています。
まとめ
「音を鳴らす」命令は、楽器を作ったり曲を演奏するプログラムだけでなく、ゲームの効果音を作るなどほかの遊びと組み合わせても楽しいと思います。
また今回紹介した「自動演奏装置」は、肉球の数や位置を変えると別の曲を演奏させることができます。
よかったらチャレンジしてみてくださいね。