ビスケット(Viscuit)でプログラミング~ひとりでつくる編~

子どもでも簡単に簡単にプログラミングができる「ビスケット(Viscuit)」。

「みんなでつくる」でビスケット(Viscuit)に慣れたら、
「ひとりでつくる」で複雑なプログラムを作ってみたくなりました。

この記事では、
ビスケットの上級者モードである「ひとりでつくる」で できることと使い方を
今回作成したプログラムを作る過程と共に紹介します。

「ひとりでつくる」でプログラムを作ってみたけれど、
お手本のマネから抜け出せない…という方の参考になったら嬉しいです。

 

ビスケットが初めての方は、初心者モード「みんなでつくる」からはじめましょう。

 

「ひとりでつくる」の使い方だけ知りたい方は、
ビスケットでプログラミング(ひとりでつくる)」からお読みください。

ビスケットの「ひとりでつくる」で できるようになること

  • メガネに複数の部品を入れられる。
  • 画面をさわって部品を動かすことができる。(指マーク)
  • 音を鳴らすことができる。(音符マーク)
  • ステージの色を変えることができる。
  • ループの有無を設定することができる。
  • 部品が動く速さを変えることができる

「みんなでつくる」との大きな違いは、
メガネに複数の部品が入れられるようになったことと、
画面をさわることをきっかけに、部品を動かすことができることです。

これによって複雑なプログラムを作ることができます。

今回作ったプログラム

ビスケット「おすし屋さんごっこ」

おすし屋さんごっこ」のプログラムです。
よかったらリンクから遊んでみてください。

プレイヤーは板前さんになっておすしを作り、
下流のお客さんに食べてもらうという内容です。

仕様(何を作るのか)を決める

実際にビスケットで作る前に、何を作るのかを決めます。

紙などに何を作るのかまとめてみましょう。
何を作るのかまとめた資料を「仕様書」といいます。

おすし屋さんで起こることを、考えてみましょう。

おすし屋さんごっこの仕様書

  • コンベアー
    空のお皿・おすしが、上から下へ流れる。
  • 板前さん(プレイヤー)
    目の前の空のお皿をおすと、
    手をのばし おすしを置く。
  • お客さん
    目の前におすしが流れてきたら、
    手をのばし、おすしを取る
    または おすしを取らない。

設計する(どうやって作るのか考える)

仕様が決まったら、どうやって作るのか考えます。
どうやって作るのか書いた資料を「設計書」といいます。

仕様で考えた動きを、
小さく・単純なことに分解していきます。

必要な部品を考える

まず、どんな部品が必要か考えます。

おすし屋さん設計書(部品)

  • コンベアーに乗った、空のお皿
  • おすし
  • 板前さん(普通)
  • 板前さん(手をのばす)
  • お客さん(普通)
  • お客さん(手をのばす)

メガネを考える

次に、どんなメガネを作れば仕様の動きになるのか考えます。

お皿の動きに関するメガネ

おすし屋さん設計書メガネ1

  • 空のお皿を乗せたコンベアが下へ流れる
  • おすしを乗せたコンベアが下へ流れる

板前さん(プレイヤー)の動きに関するメガネ

おすし屋さん設計書メガネ2

  • 目の前の空のお皿をおすと、
    ①板前さんが手をのばし、おすしを皿に置く。
    ②おすしを乗せた皿は下へ流れる。
    ③音を出す。
  • 手をのばした板前さんを普通にもどす

お客さんの動きに関するメガネ

おすし屋さん設計書メガネ3

  • 目の前におすしが乗った皿がきたとき、
    ①お客さんが手をのばし、すしがなくなる。
    ②空のお皿が下へ流れる。
    ③音を出す。
  • 手をのばしたお客さんを普通にもどす。
  • 目の前におすしが乗った皿がきたとき、
    ①お客さんは何もしない。
    ②おすしが乗った皿が下へ流れる。

ビスケットでプログラミング(ひとりでつくる)

ここまで出来たら、あとは作るだけです。

制作画面を表示する

トップページ(ひとりでつくる)

1.トップページの[ひとりでつくる]をおす

2.ステージの色を選択する

3.[えんぴつ]マークをおす

制作画面のみかた

制作画面(ひとりでつくる)

音符マーク音が出せるようになる
指マーク画面をさわると部品が動くようになる
設定ボタン背景色、ループなどの設定ができる
遊ぶボタンステージを全画面表示して遊ぶ

設定画面で設定を変更する

1.制作画面の[設定]ボタンをおす

2.設定画面のみかた

ビスケット設定画面

ステージの色左右で色を変えると上下のグラデーションになる
横ループ一番右に動かすと横方向にループしなくなる
縦ループ一番右に動かすと縦方向にループしなくなる
速度部品が動く速さを変える(カメ:遅、ウサギ:速)
方眼紙右に動かすと、ステージにガイドが表示される(右にいくほどマスが大きい)
〇ボタン設定を完了し、制作画面に戻る

今回の設定

  • 背景色を緑色のグラデーションに
  • 部品が動く速度はおそく
  • 縦方向ループあり
  • 方眼紙設定あり(最大)

3.設定が終わったら、[〇]ボタンをおす

お絵かき画面で部品を作る

1.制作画面の[えんぴつ]ボタンをおす

2.お絵かき画面のみかた

お絵かき画面(ひとりでつくる)

<便利な機能>

  • 方眼紙設定ありの場合、枠が表示される
  • 右にある部品をクリックすると下絵が表示される。
    絵に動きをつけるときなど、少しだけ違う絵を描くのに便利です。

3.マウス(タブレット、スマホの場合は指)で絵を描く

4.完成したら[〇]ボタンをおす

 

描いた絵をステージに置く

部品をステージに置く

部品をステージに置いていきます。

メガネをメガネ置き場に置き、左右に部品を入れる

メガネを置いてプログラミング

設計書のとおりにメガネを作っていきます。

指マークの使い方

指マークは「さわると」の命令です。
必ずメガネの左側へ配置します。

指マーク

遊ぶ画面で、指マークを置いた場所をおすと
メガネの右側に設定した動きへ変化します。

音符マークの使い方

音符マークは「音を鳴らす」命令です。

1.[音符]マークをドラッグアンドドロップし、メガネ置き場に置く

音符マーク使い方1

2.[回転]ボタンをおして、回転モードをオンにする

3.音符マークの周りに表示される曲線をなぞって、好きな音を選ぶ

音符マーク使い方2

音は全部で37種類あります。

4.[回転]ボタンをおして、回転モードをオフにする

5.メガネに[音符]マークを配置する

音符マーク使い方3

 

 

テストする

遊ぶ画面

・制作画面の[遊ぶ]ボタンをおして、遊ぶ画面を表示する

×ボタン遊ぶ画面を終了(制作画面に戻る)
戻るボタンはじめから遊ぶ

仕様の通りに動作するかテストしてみましょう。

  • 空のお皿が下に流れる。
  • おすしが乗った皿が下に流れる。
  • 板前さんの前の空のお皿をおしたら、
    ①手をのばした板前さんが表示される。
    ②空のお皿におすしが乗る。
    ③音が鳴る。
  • 手をのばした板前さんが普通にもどる。
  • お客さんの前におすしが乗った皿がきたとき、
    ①手をのばしたお客さんが表示される。
    ②すしがなくなり、空のお皿になる。
    ③音が鳴る。
  • 手をのばしたお客さんが普通にもどる。
  • お客さんの前におすしが乗った皿がきたとき、
    ①お客さんは普通のまま。
    ②おすしが乗った皿が下へ流れる。

設計書の通りに作りましたが、
うまく動かなかったり、動きが不自然だったり、
不要な部品もあったので修正しました。

プログラムのミスを「バグ
バグの原因を探して直すことを「デバッグ」といいます。

それとパッと見で遊び方が分からないので、
おす場所をしめす手の絵を配置しました。

「使う人のことを考えること」も、プログラムを作る上で大切なことです。

作ったプログラムを保存

プログラムを保存

1.[送る]ボタンをおす

2.[〇]ボタンをおす([×]ボタンはキャンセル)

保存したプログラムを探す

プログラムを探す

1.トップページの[ひとりでつくる]をおす

2.ステージの色を選択し、[上やじるし]をおす

3.フォルダーから自分の作品を探す

プログラムの変更・共有

4.プログラムを変更する

[えんぴつ]マークをおすと、
制作画面が表示されて、プログラムを変更できます。

5.共有する

[共有]マークをおすと、プログラムのURLが表示されます。
お友達に送って遊んでもらうことができますね。

プログラムを共有する

長方形マークURLをコピーする
ゆびマークプログラムを実行してあそぶ

今回のプログラムのメガネ一覧

・お皿の動きに関するメガネ

メガネ一覧1

・板前さん(プレイヤー)の動きに関するメガネ

メガネ一覧2

・お客さんの動きに関するメガネ

メガネ一覧3

※おすし(たまご)のメガネは省略しています。

 

まとめ

ビスケットの「ひとりでつくる」でできること

  • メガネに複数の部品を入れられる。
  • 画面をさわって部品を動かすことができる。(指マーク)
  • 音を鳴らすことができる。(音符マーク)
  • 背景の色を変えることができる。
  • ループの有無を設定することができる。
  • 部品が動く速さを変えることができる。

 

操作はとても簡単ですが、
実際に作ってみると「メガネ」奥の深さに驚かされます。

他の方が作られたプログラムをみると
「こういう使い方があるのか!」と発見も多いので
面白いプログラムを探してみるのもいいですね。

 

 

\4歳からはじめられるプログラミング!/
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