マイクロビット(micro:bit)には、
端子(ピン)がついています。
端子(ピン)は
スピーカーなど他の電子機器とつなげたり、
タッチセンサーとして使うことができます。
今回は、端子の2種類の使い方について紹介します。
端子(ピン)とは
マイクロビットの下端にある金色の部分です。
マイクロビットについていない
センサーなど他の電子機器を追加してつける場合に使います。
また、タッチセンサーとして使うこともできます。
ピン-GPIO
0・1・2と書いてある3つのピンは
汎用入出力(GPIO)用のピンです。
どの電子機器を追加するかによって
入力ピンにも出力ピンにもなります。
また、タッチセンサーとして使うこともできます。
ピン-3ボルト電源
3Vと書いてあるピンは、
プラス極の電源ピンです。
ピン-グランド
GNDと書いてあるピンは、
マイナス極の電源ピンです。
小さなピン
上で紹介した5つの大きなピンの他に、
小さなピンが20個あります。
これらはエッジコネクタを使って
他の電子機器に接続するためのピンです。
上級者向けな使い方なので今回は触れません。
詳細なピンの仕様は公式サイトをご覧ください。
使い方その1 ~タッチセンサー~
0、1、2と書いてあるピンは
タッチセンサーとして使うこともでき、
ボタンと同じように使うことができます。
プログラム例
AボタンやBボタンのブロックと
同じようなブロックが用意されていて、
使い方も同じです。
「端子P0がタッチされたとき」ブロックと
「端子P0がタッチされている」ブロックは
入力カテゴリの中にあります。
シミュレーターで確認する
シミュレーターでは
ピンをクリックして確認します。
実機で使ってみる
実機で試す場合は、
タッチしたかどうかを抵抗という
電気の特性を利用して感知するため、
同時にGNDピンに触っている必要があります。
使い方その2 ~他の電子機器を接続する~
マイクロビットを他の電子機器に
接続するにはワニ口クリップまたは
バナナプラグのついたリード線が必要になります。
ホームセンターやネット通販で購入可能です。
100円ショップにないか探してみましたが、
線付きのワニ口クリップは見つかりませんでした。
※線なしならダイソーにありました。
それぞれのつなぎ方は、以下の通りです。
- バナナプラグ
そのままリングに入れて使う。 - ワニ口クリップ
隣のピンに接触しないように
ピンを挟んで使う。
ワニ口クリップは、片方のアゴを
リングに入れて挟むと安定します。
注意すること
電源を入れる前に、配線が正しいか確認しましょう。
ショートしてマイクロビットが壊れる可能性があります。
スピーカーとつないでみる
100円ショップのSeria(セリア)で売っていた、
マルチメディアスピーカーとつないでみました。
しっかり音がなりますし、カワイイ。
色はブルー、ピンク、ホワイトがあります。
まとめ
端子の主な使い道を2つ紹介しました。
- センサーなど他の電子機器とつなぐ。
- タッチセンサーとして使う。
タッチセンサーとして使う場合は、
同時にGNDピンに触れているようにしましょう。
100円ショップでも手に入る
スピーカーやヘッドフォンは
手軽に試せるので
最初に追加するアイテムとして
オススメです。