【マイクロビット×メイクコード】ロゴ（タッチセンサー）を使った簡単なプログラムを作ってみよう

新しいマイクロビット（micro:bit v2.0）は、v1.5にあった機能きのうに加くわえて、マイク、スピーカー、省しょうエネえねモード、タッチロゴが追加ついかされました。

今回はタッチロゴの機能きのうと、タッチロゴを使った簡単かんたんなプログラムを紹介しょうかいします。

ロゴはタッチセンサーとして使うことができる

マイクロビットの表面にあるロゴは、静電せいでん容量ようりょう式タッチセンサーとして使うことができ、指などの電気を通すものでタッチすると反応はんのうします。

AボタンやBボタンのように、プログラムを実行するきっかけとして使用することが可能かのうです。

 

身の回りで使われている例

タッチスクリーンのしくみについて、Nintendoのサイトで分かりやすく解説かいせつされています。興味きょうみがあったら読んでみてください。（静電せいでん容量ようりょう式の説明せつめいはページの下の方にあります）

今回のプログラム：タッチするとビックリ！

ロゴをタッチすると、ビックリ顔になるプログラムです。

 

MakeCodeエディターでプログラミング

MakeCode（メイクコード）エディターの画面を開いて、実際じっさいにプログラミングしてみましょう。

MakeCodeエディターの基本的きほんてきな使い方は、「【マイクロビット】MakeCode（メイクコード）エディターの使い方」にまとめています。

プログラム

最初だけ

最初さいしょは「うれしい顔」を表示ひょうじさせたいので、「最初さいしょだけ」ブロックの中に「アイコンを表示ひょうじ」ブロックを配置はいちします。

「最初さいしょだけ」と「アイコンを表示ひょうじ」ブロックは、基本きほんカテゴリにあります。

 

ロゴがタッチされたとき

ロゴにタッチしたときは、「ビックリ顔」を表示ひょうじさせます。

入力カテゴリにある「ロゴが短くタップされたとき」ブロックを出し、「短くタップされた」を「タッチされた」に変かえましょう。

「ロゴが短くタップされたとき」ブロックの中に「アイコンを表示ひょうじ」ブロックを配置はいちします。

 

ロゴがタッチが無くなったとき

ロゴから指をはなしたら、音を鳴らしてうれしい顔にもどります。

入力カテゴリにある「ロゴが短くタップされたとき」ブロックを出し、「短くタップされた」を「タッチが無なくなった」に変かえましょう。

「ロゴが短くタップされたとき」ブロックの中に、「効果音こうかおんを鳴らして終わるまで待つ」ブロックと「アイコンを表示ひょうじ」ブロックを配置はいちします。

「効果音こうかおんを鳴らして終わるまで待つ」ブロックは、音楽カテゴリにあります。効果音こうかおんは「ハロー」にしましたが、好すきな音に変かえてOKです。

 

シミュレーターで確認

プログラムが完成かんせいしたら、シミュレーターで思った通りに動くかテストしましょう。

ロゴをクリックしてみてください。

シミュレーターで確認かくにんできたら、マイクロビットに転送して実際じっさいに動かしてみましょう。

 

ロゴに関するブロック

ロゴに関かんするブロックについて、くわしく解説かいせつします。

ロゴが短くタップされたとき

ロゴがおされたとき、中にあるプログラムを実行するイベントブロックです。

 

ロゴがタッチされている

画像がぞうのプログラムは、ロゴにふれているときにハートを表示ひょうじするプログラムです。

「もし〇〇なら」ブロックは、条件じょうけん〇〇が真のとき、中のブロックを実行するブロックです。偽ぎのときは「でなければ」の中のブロックを実行します。

「ロゴがタッチされている」はロゴにふれているかどうかの状態じょうたいを取得しゅとくするブロック。ロゴにふれている場合は真、ふれていない場合は偽ぎを返します。

そもそも真と偽ぎって何？ということですが、

という意味です。

くわしくは「論理ろんり演算えんざん（かつ・または・ではない）とは？スクラッチ(Scratch)を使って解説かいせつ」で解説かいせつしています。

ロゴにふれているとき「ロゴにがタッチされている」ブロックは真を返すので、ハートを表示ひょうじする命令めいれいが実行されます。また、ふれていないときは偽ぎを返すので、表示ひょうじを消す命令めいれいが実行されます。

 

まとめ

マイクロビットのタッチロゴの機能きのうと、タッチロゴを利用りようした簡単かんたんなプログラムを紹介しょうかいしました。

ロゴは、「短くタップされた」だけでなく「タッチされた」「タッチが無なくなった」「長くタップされた」をトリガーにすることができます。

ボタンよりトリガーになるアクションが多いのでいろいろ試ためしてみましょう。

 

他ほかのマイクロビットの機能きのうもまとめています。よかったらこちらもご覧らんください。