【マイクロビット×MakeCode】無線通信でマイクロチャット（チュートリアル：Micro Chat）

この記事では、MakeCode for micro:bitのチュートリアル「マイクロチャット(Micro Chat)」について紹介しょうかいします。

「マイクロチャット(Micro Chat)」では、マイクロビットの無線むせん通信つうしん機能きのうを使い、他ほかのマイクロビットとメッセージを送受信そうじゅしんするプログラムを作ります。

友だちとメッセージをやりとりできたら楽しいですよね！

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チュートリアルを開始する

MakeCode for micro:bitのホーム画面を開きます。

チュートリアル「Micro Chat」を選択せんたくし、ブロックの「チュートリアルを開始」をクリックしましょう。

不要なブロックを消す

「ずっと」ブロックは今回使わないので消しましょう。

無線のグループを設定する

最初さいしょに、無線むせんのグループを設定せっていします。

グループの番号が同じマイクロビットどうしでデータをやり取りすることができますよ。

クラスを班はんに分けて、班はんごとに話し合うのに似にていますね。

無線むせんカテゴリにある「無線むせんのグループを設定せってい」ブロックを、「最初さいしょだけ」ブロックの中に配置はいちします。

グループ番号は、0から255までの好すきな番号にすることができます。

近くにいる別べつのグループと番号がカブらないようにしましょう。

メッセージを送信する

Aボタンをおしたとき、メッセージを送信そうしんします。

入力カテゴリにある「ボタンAが押おされたとき」ブロックを出し、中に無線むせんカテゴリにある「無線むせんで文字列を送信そうしん」ブロックを配置はいちします。

“”の部分をクリックして好すきな文字列（半角の英数字えいすうじ記号）に変かえましょう。

お手本の “:)” は、海外の顔文字です。たてにして見ると笑顔えがおになりますね 🙂

メッセージを受信する

他ほかのマイクロビットからメッセージを受信じゅしんしたときの処理しょりを作りましょう。

メッセージを受信じゅしんしたら、受信じゅしんした文字列をLED画面に表示ひょうじします。

無線むせんカテゴリにある「無線むせんで受信じゅしんしたとき(receivedString)」ブロックを出し、中に基本きほんカテゴリにある「文字列を表示ひょうじ」ブロックを配置はいちします。

receivedStringには、受信じゅしんした文字列が記憶きおくされています。

「無線むせんで受信じゅしんしたとき(receivedString)」ブロックにあるreceivedStringを「文字列を表示ひょうじ」ブロックの”Hello”の位置いちへドラッグアンドドロップしましょう。

シミュレーターで確認する

シミュレーターで作ったプログラムを試ためしてみましょう。

シミュレーターのAボタンをクリックすると、2つ目のmicro:bitが表示ひょうじされます。

（画面が小さいと表示ひょうじされないことがあります）

もう一度Aボタンをクリックすると、もう一方のmicro:bitに送信そうしんした文字列が表示ひょうじされます。

マイクロビットにプログラムを転送する

シミュレーターで正しく動くことを確認かくにんできたら、マイクロビットに転送して動かしてみましょう。

マイクロビットにプログラムを転送する方法ほうほうは「【マイクロビット】パソコンとのつなぎ方・外し方、プログラムの転送方法ほうほう」でくわしく紹介しょうかいしています。

まとめ

チュートリアル「マイクロチャット(Micro Chat)」について紹介しょうかいしました。

今回使用したブロック

おまけ

授業じゅぎょう中に友だちとこっそり手紙のやり取りをしたことはないでしょうか？楽しいですよね（先生ごめんなさい）

マイクロビットで気分を表すアイコンをやり取りするプログラムを作ってみました。

授業じゅぎょう中に席せきのはなれた友だちと気分を共有きょうゆうしてみてはいかがでしょうか？（先生に怒おこられても責任せきにんは取りません！）

今回は数値すうちを送信そうしんしているので、「無線むせんで受信じゅしんしたとき」ブロックはreceivedNumberの方を使っています。

Stringは文字列、Numberは数字という意味。receiveは受けるという意味です。

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