この記事では、MakeCode for micro:bitの
チュートリアル「ペットハムスター(Pet Hamster)」について紹介します。
「ペットハムスター(Pet Hamster)」では、
自分だけのペット、マイクロビットハムスターのサイラスをプログラミング。
ロゴをさわってくすぐると笑ったり、ゆさぶると悲しくなったり、
サイラスのリアクションを作ります。
※新しいバージョン(V2.0~)用のチュートリアルです。
チュートリアルを開始する
MakeCode for micro:bitのホーム画面を開きます。
チュートリアル「Pet Hamster」を選択し、
ブロックの「チュートリアルを開始」をクリックしましょう。
不要なブロックを消す
「ずっと」ブロックは今回使わないので消しましょう。
いねむりハムスターのサイラス
ハムスターのサイラスはいつもねむそうにしています。
なので、最初はねむっているようにしましょう。
基本カテゴリにある「アイコンを表示」ブロックを「最初だけ」の中に配置します。
「ハート」をクリックして、「ねてる顔」に変えましょう。
くすぐったい!
マイクロビットのロゴをおすと、
サイラスはくすぐったくなり、うれしい顔になります。
入力カテゴリの「ロゴが短くタップされた」ブロックを出し、
中に基本カテゴリの「アイコンを表示」ブロックを入れます。
アイコンは、「うれしい顔」を選択しましょう。
ロゴがおされたとき、中にあるプログラムを実行します。
サイラスの鳴き声
ロゴをさわった時に、鳴き声も出るようにしましょう。
音楽カテゴリの「効果音くすくす笑うを鳴らして終わるまで待つ」ブロックを出し、
「アイコンを表示(うれしい顔)」ブロックの下に配置します。
効果音を鳴らします。効果音が完了するまで次のブロックは実行されません。
ゆさぶられると……
サイラスはゆさぶられると悲しくなります。
入力カテゴリから「ゆさぶられたとき」ブロックを出し、
中に基本カテゴリの「アイコンを表示」ブロックを入れます。
アイコンは、「かなしい顔」を選択。
音楽カテゴリの「効果音くすくす笑うを鳴らして終わるまで待つ」ブロックを出し、
「アイコンを表示(かなしい顔)」ブロックの下に配置します。
効果音は「くすくす笑う」をクリックして、「悲しい」に変えましょう。
ふたたびねる
サイラスがゆさぶられたり、くすぐられたりした後、またねむるようにします。
最初だけブロックの中にある「アイコンを表示(ねてる顔)」ブロックを右クリックし、
「複製する」を選択します。
「アイコンを表示(ねてる顔)」ブロックがコピーされるので、
「ゆさぶられたとき」ブロックの中の一番下に配置しましょう。
もう一度、「アイコンを表示(ねてる顔)」ブロックをコピーして
「ロゴが短くタップされた」ブロックの中の一番下に配置します。
シミュレーターで確認する
プログラムが完成しました。
シミュレーターでテストしてみましょう。
ロゴをクリックすると、サイラスがくすぐられます。
SHAKE(「ふる」という意味)の横にある●をクリックしすると、
サイラスがゆさぶられます。
マイクロビットにプログラムを転送する
シミュレーターで正しく動くことを確認できたら、
マイクロビットに転送して動かしてみましょう。
USBケーブルでマイクロビットとパソコンをつなぎ、
画面左下にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。
まとめ
チュートリアル「自分だけのペット(Pet Hamster)」について紹介しました。
今回使用したブロック
今回から、micro:bitV2用のブロックを使っています。
- 「ロゴが短くタップされた」ブロック
ロゴがおされたとき、中にあるプログラムを実行します。 - 「効果音くすくす笑うを鳴らして終わるまで待つ」ブロック
効果音を鳴らします。効果音が完了するまで次のブロックは実行されません。
ロゴと音楽カテゴリのブロックの使い方は、下の記事でくわしく解説しています。
興味があったら読んでみてくださいね。
おまけの工作 よりハムスターらしく
このままだとハムスター感がないので、ハムスターっぽくなるように工作してみました。
マイクロビットを工作で装飾するのも楽しいですね。