マサチューセッツ工科大学メディアラボが、8~16歳の子ども向けに開発したプログラミング言語Scratch(スクラッチ)。
とりあえず本を1冊買って、子どもとScratchでプログラミングに挑戦したいけれど、どんな本を選んでいいか分からないと困っていませんか?
プログラミングは親世代が習ったことがないものなので、どういう本を選んだらいいのか悩みますよね。
この記事では、小学生のはじめてのプログラミング学習にオススメのScratch本を3冊紹介します。
お子さんの興味や目的にあった本が見つかりますよ。
初心者におすすめのスクラッチ(Scratch)本3選
- 小学生からはじめるわくわくプログラミング2 Scratch 3.0版
Scratchをはじめて使うお子さんにオススメ。
- できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門
親子で一緒にプログラミングを学びたい人にオススメ。
- Scratch 3.0対応版 10才からはじめるScratchプログラミング図鑑
ゲーム以外にも、色々な作品を作りたい人にオススメ。
小学生からはじめるわくわくプログラミング2 Scratch 3.0版
Scratchをはじめて使うお子さんにオススメ。
対話式の文章なので子どもにも読みやすいです。
手順も画面付きで一つ一つの操作と考え方をていねいに解説しています。
子どもがこの本を読みながら、ひとりで作品づくりを楽しむことができますよ。
各教科に関連したプログラムを作ることができます。
- 実写コマ撮りアニメ(総合×図工)
- 多角形と星型図形(算数×図工)
- 車窓シミュレーター(総合×図工)
- 繰り返し模様(算数×図工)
- ネコジャンプ(理科×図工)
- 自動演奏装置(音楽×図工)
教育用のマイコンボードmicro: bit(マイクロビット)をつなぐ方法も紹介されています。
できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門
親子で一緒にプログラミングを学びたい人にオススメ。
作品づくりを通して、子どもはプログラミングの基礎を、大人は背景にある概念を、理解できるような構成になっています。
すべての操作をていねいに解説してあるので、つまづくことなくプログラミングすることができますよ。
ゲームなど11種類の作品を作ることができます。
- 音を鳴らしてみよう
- もぐらパトロールを作ろう
- アクションゲームを作ろう
- クリックゲームを作ろう
- オート紙芝居を作ろう
- 幾何学模様を作ろう
- クイズ!できるもんを作ろう
- リズムゲームを作ろう
- 風船割りゲームを作ろう
- 本格インベーダーゲームを作ろう
教育用のマイコンボードmicro: bit(マイクロビット)をつなぐ方法も紹介されています。
Scratch 3.0対応版 10才からはじめるScratchプログラミング図鑑
ゲーム以外にも、色々な作品を作りたい人にオススメ。
レトロゲーム風のドット絵のキャラクターがかわいくて、子どもにも読みやすい内容です。
お手本のプログラムを作った後、自分で好きなように改造するヒントものっていますよ。
ゲームやアートなど18の作品を作ることができます。
- 分身のじゅつ
- 恐竜のダンスパーティー
- 動物レース
- ゴボに聞いてみよう
- 変顔をかこう
- バースデーカード
- スパイラル
- 美しい花畑
- 運命のトンネル
- まどふき競争
- バーチャル雪景色
- 花火
- フラクタルツリー
- 雪の結晶
- スプライトと音
- ドラム
- ふしぎな光の玉
- うず巻き模様
Kindle Unlimitedを活用するのも手
Scratchで色々なプログラムを作ってみたいけれど、本を何冊も買うのはちょっとなぁと悩んでいませんか?
金銭的にも本棚のスペース的にも大変ですよね。
Amazonの電子書籍サービスであるKindle(キンドル)の定額読み放題サービスKindle Unlimitedを利用すれば、月額980円で読み放題対象の本が読めるようになります。
Scratchの本もたくさん読み放題対象になっているので探してみてはいかがでしょうか。
少し古く最新バージョンに対応していないものがあるものの、操作方法がちょっと変わるだけなので問題ないと思います。
月額980円ならスクラッチの本1冊買うより安いのでたくさん読みたい方にオススメです。
まとめ:写経にならないために
おすすめのScratch本を3冊紹介しました。
本のお手本のとおりにプログラムを作って動いたらOK!…と、おしまいにしていたら、単に操作方法を覚えただけでプログラミング的思考は身に付きません。(これを写経といいます)
お手本どおりにできたら、何かチョイ足ししてみてください。
ちょっと機能を加えるのもいいですし、もっと効率のいい方法が見つかるかもしれません。
ほんの小さなことで大丈夫です。
どうすればもっと面白くなるか、どうしたらもっと便利になるのか、ぜひ、お子さんと一緒に考えてみてくださいね。