プログラミングのおもちゃを買ってみよう!と思ったけれど、
- ロボット型のプログラミングおもちゃや教材は高い!!!
- 子供が使い倒してくれるならいいけれど、すぐ飽きてしまったら……
なかなか手が出ませんよね。
ロボットの教材は数万円する高価なものも多い中、embot(エムボット)は手ごろな価格でロボットプログラミングを楽しむことができます。
はじめてロボットプログラミングに挑戦したい人にオススメの教材です。
この記事では、プログラミングおもちゃembot(エムボット)について紹介します。
embot(エムボット)は身近な素材で作るプログラミング教育ロボ
動画:YouTube「embot エムボット 公式チャンネル」より
embot(エムボット)とは、NTTドコモの新規事業創出プログラムから生まれたプログラミング教育ロボットです。
ダンボールとモーターやLEDライトなどの電子部品を組み合わせ、専用アプリをインストールしたタブレットなどでプログラミングして動かします。
対象年齢は6才以上。小学校低学年のお子さんから楽しむことができます。
また、小学校の授業で活用された実践事例もあり、「未来の学びコンソーシアム小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」にも掲載されています。
「embot スターターキット」のセット内容
- 本体用ダンボール(A4サイズ×3枚)
- embotコア(1個)
- ブザー(1個)
- LEDライト(2個)
- サーボモーター(2個)
- モーター用パーツ(1式)
- 説明書(1枚)
embot以外に用意するもの
- デバイス機器(タブレット、スマホ、パソコン)
くわしい利用環境は公式サイトのよくある質問をご覧ください。 - 単4電池×4本
- のり
- ボールペンのような先の細いもの
工作感覚でロボットを組み立て
外装は身近で加工しやすいダンボールです。
専用サイトの組み立てマニュアルや動画を見ながら、くり抜く・折る・差し込むといったかんたんな手順で工作するように楽しみながらロボットを組み立てられます。
ダンボールにはミシン目が入っていたので、ハサミを使うことなくくり抜けました。
基本、「折る→差し込む」で組み立てられるので、のりを使う場面が少なかったです。
後でカスタマイズする時にバラしやすいのがいいですね。
組み立ては1時間半くらいかかりました。
組み立ての難しさは、小学生のころ買っていた少女漫画雑誌「りぼん」のふろくよりかんたんだったかな、と。
余談ですが、最近の少女漫画雑誌は自分で作るタイプのふろくがあまりないようですね……残念。
専用アプリでかんたんにプログラミング
embotのプログラミングは無料の専用のアプリを使います。
プログラミングがはじめての場合、むずかしそう…と不安に思われるかもしれません。
embotのアプリは直感的に操作できて、プログラムの内容も視覚的に分かるようになっています。
初心者でもかんたんにプログラミングにチャレンジできます。
また、レベル(1~5)を選べるようになっていて、少しずつ理解を深めていけるようになっています。
最初のレベル1では、ロボットにさせたい動きのブロックをタテにつないでいくだけ。
知識がなくてもかんたんにプログラミングすることが可能です。
レベル2から条件分岐(if)やくり返し(for)などが加わって、複雑なこともできるようになります。
お子さんと一緒に学んでレベルアップしていきましょう。
ユーザー向けサイトには色々な遊び方も紹介されていますよ。
embotでできる7つの機能
embotで出来ることは、
- モーターを動かす
- ライトをつける
- ブザーで音を鳴らす、音楽を演奏する
- ジャイロ(傾き)
- 位置(緯度、経度)
- 時刻(時、分、秒)
- 方角(タブレットの向いている方位)
4~7のジャイロ、位置、時刻、方角は、タブレットに搭載されている各種センサーを利用し、タブレットの状態によってembotの動きを変えることができます。
想像していたより出来ることが多くて驚きました!
お値段と見た目に反して結構本格的です。
センサーはレベル3からの機能ですが、時間や向いている方向によってロボットの動きを変えることができるので、出来ることの幅がグッと広がってさらに楽しくなります。
これなら長く遊べそうですね。
ダンボールだから遠慮なくカスタマイズできる
外装がダンボールなので、組み立てたら茶色一色……ちょっとショボいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、これはプログラミング以外でも子どもが自分で考えてカスタマイズできる余白。
世界にたった1つ自分だけのロボットを作ることで愛着もわきますし、このロボにプログラムでどんなことをしてもらおうかと想像力も働きます。
また、素材がダンボールならシールを貼ったり色を塗ることにあまり抵抗がないのではないでしょうか?
もしこれがピカピカのロボットだったら、マジックで顔を書き込んだりシールをペタペタ貼るのは、抵抗がありますよね。
多少雑に扱って外装が壊れてもダンボールならまた作ることができます。
色画用紙を貼っただけですが、まぁまぁかわいくできました!
まとめ
embot(エムボット)は、手ごろな価格で自分だけのオリジナルロボットが作れる教材です。
段階的にプログラミングを学ぶことができるので、はじめての方にもオススメ。
夏休みなど休日のおうち時間、親子で楽しくプログラミングを学んでみてはいかがでしょうか。
すみっコぐらしのキャラクターを作って動かせるキットもあります。