Progate(プロゲート)が初心者の子どもに向いていない3つの理由

Progate(プロゲート)は、初心者向けのオンラインプログラミング学習サービス。

子どもから大人まで幅広い年代に利用されている人気のサービスです。

子どものプログラミング学習の教材として、Progateを検討されている方もいるのではないでしょうか。

しかし、Progateは子どもがプログラミング学ぶ一番最初の教材にはあまり向いていません

理由は3つあります。

Scratch(スクラッチ)などのビジュアルプログラミングの経験があって、テキストプログラミングにもチャレンジしてみたいという子向きの教材です。

はじめのうちは、操作が簡単で構文など覚えることが少ないビジュアルプログラミングで、プログラミングを楽しんでください。

 

下の記事で、初心者の子ども向け教材を紹介しています。よかったら参考にしてみてください。

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Progate(プロゲート)とは

Progateとは

Progate(プロゲート)は、初心者向けのオンラインプログラミング学習サービス

子どもから大人まで、幅広い年齢層から利用されています。

無料では、基礎レベルの18レッスンを学習できます。

有料会員になれば、公開中の全82レッスンすべて学習できるようになります。

Web版とアプリ版がある

ProgateにはWeb版とアプリ版があります。

アプリまたはWebのどちらでプラスプラン (有料会員)登録しても、アプリ・Web両方の有料レッスンを受講することができます。

Web版

ブラウザ(Google Chrome)から利用できるので、パソコンの設定は不要。

Progateのサイトにアクセスして、会員登録をすれば利用可能になります。

推奨環境はこちらからご確認ください。

アプリ版

スライドがスマホやタブレットの画面に最適化されていて見やすいです。

Web版と併用して、スキマ時間に予習・復習するのに便利。

Progate -楽しく学べるプログラミング学習アプリ

Progate -楽しく学べるプログラミング学習アプリ
開発元:Progate
無料
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「一番最初の」教材としてはオススメしません

Progate アプリ版演習画面

Progateは、プログラミング初心者の大人が学ぶにはとてもいい教材です。

しかし、子どもがプログラミングを学ぶ一番最初の教材としてはオススメしません。

理由は3つあります。

  • 基本的なパソコン操作ができることが前提
  • スライドの解説が大人向き
  • 覚えることがメインになってしまう

基本的なパソコン操作ができることが前提

演習問題では実際にプログラムを打ち込むことになります。

タイピング(ゆっくりでOK)とテキストのコピー&ペーストができる程度は、パソコンの操作ができないと苦しいと思います。

 

スライドの解説が大人向き

スライドの説明はとてもていねいですが、あくまで大人の初心者向きの解説です。

小学校で習わない漢字や、少しむずかしい言い回しも出てきます。

 

覚えることがメインになってしまう

Progateはスライドで覚えたことを演習問題の手順通りにプログラムを書くという流れです。

なので自分で考える部分は少なく、構文を覚えることがメインになってしまいます。

演習問題で書いたプログラムを動かした結果も、コンソールへの出力が主なのでちょっと地味です。

子どもにとっては退屈に感じてしまうかもしれません。

 

Progateでの学習に向いている子は?

Scratchなどのビジュアルプログラミングの経験があって、さらに深く学んでみたいという子に向いています。

  • Progateで習える言語でやりたいことがある
  • テキストベースのプログラミングにチャレンジしてみたい

といった、目標や目的があるとよいと思います。

 

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学習の進め方

Progateレッスンの流れ

レッスンの流れ

  1. スライドで知識を学ぶ
  2. 実際にプログラムを書く

1レッスン5枚前後のスライドを見て知識を学びます。

イラスト中心で初心者でも理解しやすい内容です。

スライドで学んだら、実際にプログラムを書く演習問題に進みます。

書いたプログラムの結果はすぐに確認することができますよ。

1レッスンが短いので自分のペースで学習しやすいです。

Progateで学べる主なプログラミング言語

  • HTML&CSS(エイチティーエムエル、シーエスエス)
  • Javascript(ジャバスクリプト)
  • Ruby(ルビー)
  • Python(パイソン)
  • Java(ジャバ)

オススメの言語は?

Javascriptはマイクロビットで使える

お目当ての言語がない場合、JavascriptPythonがオススメ。

「Javascript」と「Python」は、マイクロビットのプログラミングに使うことができます。

マイクロビット(micro:bit)とは、情報教育のためにBBCで開発された小さなコンピュータです。

日本でもプログラミング教育の教材として、小学校での導入が進んでいます。

また、他のロボット教材と比べて安くに手に入るので、家庭での学習にも気軽に取り入れられます。

最初はブロックを使ったプログラミングでマイクロビットを動かし、その後JavascriptやPythonといったテキスト言語に書き換えてみるといった学習ができますよ。

 

無料でどのレベルまで学べる?

Progate 無料レッスン受けてみた

「Javascript」「Python」の無料レッスンを受けました。

内容は「変数」と「条件分岐」、「リスト(配列)」の使い方まで。

テキストプログラミングを学ぶレベルのお子さんでしたら、「ループ」や「関数」なども学びたいところです。

無料のコースで問題なく学習を進められるようなら、全てのレッスンが学習可能になる有料プラン(月額980円)への加入をおすすめします。

 

まとめ

Progateは、Scratchなどのビジュアルプログラミングの経験があって、テキストベースのプログラミングにもチャレンジしてみたいという子にオススメの教材です。

Progateでプログラミング言語の構文や概念を学んだあとは、ぜひ何か作品を作ってみてください。

 

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