この記事では、MakeCode for Minecraftのチュートリアル「Leaping Salmon」について紹介します。
「Leaping Salmon」では、鮭を上空に出現させるプログラムと、落ちてくる鮭を受け止める池を作るプログラムを作ります。
英語でleapingは跳躍(飛びあがること)、salmonは魚の鮭という意味です。
今回、座標でここから~ここまでという範囲を指定します。
座標や範囲の指定の仕方が分からない人は、下にある記事で復習してみてくださいね。
鮭が空から降ってくるプログラム
トライデントを使用したときに、空から鮭が降ってくるプログラムを作ります。
1.「最初だけ」「チャットコマンド”run”を入力した時」ブロックを消す。
今回は使わないので消しましょう。
2.プレイヤーカテゴリーにある「次のアイテムが使われた時」ブロックを出す。
指定したアイテムが使用されたとき、中の命令を実行する。
3.アイテムの種類を「トライデント」に変更する。
鮭が1匹だけではさみしいですね。「くりかえし」ブロックを使って何匹か出すようにしましょう。
4.ループカテゴリーにある「くりかえし」ブロックを出し、「次のアイテムが使われた時」ブロックの中に配置する。
5.6回くり返しましょう。
6.生き物カテゴリーにある「生き物を(座標の地点に)出現させる」ブロックを出し、「くりかえし」ブロックの中に配置する。
指定した場所に生き物を出します。
7.生き物の種類を「鮭」に変更する。
鮭が出現する位置を決めましょう。「ランダムな位置を選択する」ブロックを使って、バラバラな場所に出るようにします。
8.ポジションカテゴリーにある「ランダムな位置を選択する」ブロックを出し、「生き物を(座標の地点に)出現させる」ブロックの座標に配置する。
9.座標Aと座標Bを指定して、砂を出す範囲を指定する。
- 座標A:~-3~30~-3
- 座標B:~3~30~3
プレイヤーから30ブロック上、プレイヤーから東西南北3ブロックの範囲を指定しています。
鮭を受け止める池を作るプログラム
このままでは鮭が着地したときにダメージを受けてしまいます。
落ちてくる鮭を受け止める池を作りましょう。
1.「次のアイテムが使われた時」ブロックを出す。
2.アイテムの種類を「昆布」に変更する。
3.ブロックカテゴリーにある「ブロックを並べる」ブロックを出し、「次のアイテムが使われた時」ブロックの中に配置する。
パラメータを設定しましょう。
4.「草ブロック」を「水」に変える。
5.水に置きかえる範囲を指定する。
プレーヤーの周囲、たて9ブロック、横9ブロック、深さ1ブロックの範囲を指定します。
- 範囲の始まり:~-4 ~-1 ~-4
- 範囲の終わり:~4 ~-1 ~4
鮭の出現する範囲と水に置きかえる範囲は、下の画像のようになります。
マイクラで実行してみましょう!
1.「開始」ボタンをおしてから、マイクラにもどる。
2.インベントリに「トライデント」と「昆布」を追加する。
3.昆布を使ってプールを作る。
アイテムを手に持った状態で右クリックすると、アイテムを使うことができます。
4.トライデントを使ってプールを鮭でいっぱいにしてみましょう。
まとめ
チュートリアル「Leaping Salmon」について紹介しました。
マイクラの操作に自信がある人は、鮭を出してからプールを作って、鮭をキャッチしてみましょう!
トライデントから素早く昆布に持ちかえ、鮭が地面に落下する前に使うことができるでしょうか?
今回使用した新しいブロック
- 「次のアイテムが使われた時」ブロック
指定したアイテムが使用されたとき、中の命令を実行する。
- 「生き物を(座標の地点に)出現させる」ブロック
指定した場所に生き物を出します。
「生き物を(座標の地点に)出現させる」ブロックでゾンビやクリーパーなどモンスターを出したいときは、世界の難易度をピースフルよりも高いレベルに設定しましょう。