この記事では、MakeCode for Minecraftのチュートリアル「Flower Trail」について解説します。
「Flower Trail」では、プレイヤーが通った後に花を咲かせて花の道(Flower Trail)を作ります。
花の道づくりを通して、座標で指定した場所にブロックを置く方法を学べます。
かんたんなプログラムなので、初心者さんでもすぐできますよ!
歩いた時、花が咲くプログラム
1.「最初だけ」「チャットコマンド”run”を入力した時」ブロックを消す。
今回は使わないので、ブロックをクリックして「delete」キーで消しましょう。
2.プレイヤーカテゴリーにある「プレイヤーが歩いた時」ブロックを出す。
プレイヤーが特定の方法で移動したとき、中の命令を実行します。
「歩いた」以外に、「泳いだ」「落下した」「上っている」「溶岩の中を歩いた」「飛んだ」「乗っている」「スニークした」「走った」「バウンドした」を選べます。
3.ブロックカテゴリーにある「ブロックを(座標)の地点に置く」ブロックを出し、「プレイヤーが歩いた時」ブロックの中に配置する。
指定した座標の場所にブロックを置きます。
4.「草ブロック」を「タンポポ」に変更する。
「~0 ~0 ~0」 はプレイヤーが今いる場所を指しています。
5.もう1つ「ブロックを(座標)の地点に置く」ブロックを出して、タンポポを出すブロックの下に配置する。
6.「草ブロック」を「フランスギク」に変更する。
7.「開始」ボタンをおしてから、マイクラにもどって歩く。
後ろ向きに歩くと、花が咲く様子が見えますよ。
「esc」キー →「設定」からサバイバルモードに変更してから実行してください。
もっと花を咲かせてみよう
1.さらに「ブロックを(座標)の地点に置く」ブロックを出して、「プレイヤーが歩いた時」ブロックの中に配置する。
2.「草ブロック」を好きな花に変更する。
プログラムを作ったら、マイクラにもどって実行してみましょう。
花を1列に配置しよう
花が咲く位置を変えてみましょう。
1.タンポポの座標を「~1 ~0 ~0」にする。
2.好きな花の座標を「~-1 ~0 ~0」にする。
できたら、マイクラにもどって歩いてみましょう。
花が1列に咲きましたか?
マイクラでは座標を使って場所を指定する
座標とは、とある位置を指定するための数字の組み合わせのこと。
マイクラではx,y,z、3つの座標軸を使って場所を指定します。
- x軸 … 東西の方向(東がプラス)
- y軸 … 上下の方向(上がプラス)
- z軸 … 南北の方向(南がプラス)
また、絶対座標と相対座標があり、基準になる場所がちがいます。
- 絶対座標 … 原点(x=0,y=0,z=0)からどれだけはなれているか
- 相対座標 … コマンドを実行した位置からどれだけはなれているか
~(チルダ)の記号は、相対座標であるという意味です。
今回のプログラムの座標は、
- 「~0 ~0 ~0」 はプレイヤーが今いる場所
- 「~1 ~0 ~0」 はプレイヤーが今いる場所から1ブロック東
- 「~-1 ~0 ~0」 はプレイヤーが今いる場所から1ブロック西
を指しています。
座標については、「コマンドを使う上で知っておきたい座標の見かた」でもくわしく解説しています。よかったら参考にしてみてください。
まとめ
チュートリアル「Flower Trail」について紹介しました。
今回使用した新しいブロック
- 「プレイヤーが歩いた時」ブロック
プレイヤーが特定の方法で移動したとき、中の命令を実行します。
「歩いた」以外に、「泳いだ」「落下した」「上っている」「溶岩の中を歩いた」「飛んだ」「乗っている」「スニークした」「走った」「バウンドした」を選べます。
- 「ブロックを(座標)の地点に置く」ブロック
指定した座標の場所にブロックを置きます。
チュートリアル「Compass Rose」では、座標についてより理解を深めることができます。
まだチャレンジしていない人はぜひやってみてくださいね。