この記事では、MakeCode for micro:bitのチュートリアル「点めつするハート(Flashing Heart)」について紹介します。
「点めつするハート(Flashing Heart)」では、マイクロビットのLED画面にハートを表示するプログラムを作ります。
かんたんなプログラムなので、だれでもすぐできちゃいますよ。
初心者さんにも分かるように、手順をひとつひとつていねいに解説していきます。
マイクロビットの基本的な使い方は下の記事にまとめています。
チュートリアルを開始する
チュートリアルはMakeCode for micro:bitのホーム画面にあります。
はじめたいチュートリアル(今回はFlashing Heart)を選択し、ブロックの「チュートリアルを開始」をクリックしましょう。
PythonやJavaScriptといったテキストプログラミングを選ぶこともできますよ。
内容を確認したら、「OK」をクリックします。
ちなみに画像の英文は、
(ライトのしくみを知りたい人は、こちらのビデオを見てください)
と書いてあります。
ハートを表示する
「LED画面に表示」ブロックを配置する
ツールボックスにある基本カテゴリをクリックすると、色々なブロックが表示されます。
「LED画面に表示」ブロックをドラッグアンドドロップして、プログラミングエリアにある「ずっと」ブロックの中に置きましょう。
- 「ずっと」ブロック
中に配置したプログラムをずっとくり返し実行します。
- 「LED画面に表示」ブロック
LED画面に画像を表示します。
ハートをかく
「LED画面に表示」ブロックには、5×5(25個)の小さい四角形がならんでいます。
これはマイクロビットのLED画面に対応していて、どのLEDを点灯・消灯するかを制御することができます。
小さい四角形をクリックしてハートをかいてみましょう。
ハートを消す
「LED画面に表示」ブロックを配置する
もうひとつ「LED画面に表示」ブロックを出して、ハートを表示するブロックの下に配置しましょう。
そのまま何もかかなければ、LEDがすべて消えている状態です。
これでプログラムは完成です。
シミュレーターをみてみよう
画面の左上にあるシミュレーターを見てみましょう。
ハートが点めつしているのが確認できましたか?
マイクロビットに転送してみよう
シミュレーターでハートが点めつしているのが確認できたら、マイクロビットに転送して動かしてみましょう。
マイクロビットとパソコンをつなぐ
USBケーブルでマイクロビットとパソコンをつなぎましょう。
マイクロビットがパソコンに接続され電源が供給されると、マイクロビットの裏側の黄色いLEDが点灯します。
そして他のUSBストレージやメモリスティックと同じように、「MICROBIT」というドライブとして認識され、表示されます。(×ボタンで閉じてしまって大丈夫です)
ダウンロードをクリックしてプログラムを転送する
画面左下にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。
プログラムのダウンロード先をきかれたら、マイクロビット(MICROBIT)を選択します。
「保存」をクリックすると、転送がはじまります。
プログラムの転送中は裏の黄色いLEDが点めつし、転送が完了するとプログラムが自動的に実行されます。
マイクロビットにプログラムを転送していると中で、USBケーブルを抜かないでくださいね。
ハートが点めつしはじめたら完成です!
「完了」をクリックしましょう。
まとめ
チュートリアル「点めつするハート(Flashing Heart)」を紹介しました。
ハートだけでなく色々な絵をかいてLEDに表示させてみましょう!
今回使用したブロック
- 「ずっと」ブロック
中に配置したプログラムをずっとくり返し実行します。
- 「LED画面に表示」ブロック
LED画面に画像を表示します。