子どもがプログラムで作るものと言えば、ゲームやロボットを思い浮かべる方が多いと思います。
ウチの子はゲームやロボットで遊ばないし、プログラミングに興味を示さないのでは?と思われるかもしれません。
しかし、プログラムで作れるものはゲームやロボットだけではありません。
身近な遊びで使える道具を作ることもできます。
プログラムで遊び道具を作ることは、プログラミングを学べる以外にもメリットがあるのでおススメです。
- 欲しい道具を自分で作れる
- お友だちに作った作品で遊んでもらえる
- 散らからないし、収納も困らない
- 家計にやさしい(無料)
この記事では、プログラムで遊び道具を作る4つのメリットと、おままごとやお人形遊びに使えるViscuit(ビスケット)のプログラム「たのしいお茶会」を紹介します。
プログラミングで遊び道具を作るメリット
- 欲しい道具を自分で作れる
- お友だちに作った作品で遊んでもらえる
- 散らからないし、収納も困らない
- 家計にやさしい(無料)
欲しい道具を自分で作れる
プログラムのよいところは、欲しいものを自由に作れることです。
遊び方が決められた市販のおもちゃよりも自分で考えて作ったものの方が愛着がわきますし、作るよろこびを感じることができます。
お友だちに作った作品で遊んでもらえる
誰かがおもちゃで遊んでいると、他の子も欲しがってケンカになってしまうことはよくありますね。
しかしViscuit(ビスケット)やScratch(スクラッチ)で作ったプログラムは、世界中の人に公開することができます。
プログラムのURLをお友だちに教えてあげれば、みんなで使うことができますよ。
散らからないし、収納も困らない
親にもメリットがあります。
タブレット1つで完結するので散らかることもないですし、収納場所に頭を悩ませることもありません。
おもちゃを踏んで痛い思いをすることもなくなります。
家計にやさしい(無料)
ViscuitやScratchは無料で利用できます。
おもちゃ代の節約にもなりますね。
今回のプログラム「たのしいお茶会」
今回はたのしいお茶会のプログラムを作ります。
ビスケットの使い方が分からない方は、下の記事を参考にしてみてください。
遊び方
- お茶またはケーキを選ぶ
- 何もないところをおすと、1で選んだお茶またはケーキが出てくる
- お茶やケーキをおすと、食べられてなくなる
- 空のカップやお皿をおすと、おかわりできる
- ゴミ箱をおすと、空のカップやお皿が消える。
部品
えんぴつボタンから絵をかいて、部品を作りましょう。
- アイコン
カップ、ケーキ、ごみ箱、四角形×2色 - お茶
お茶入りカップ、空のカップ - ケーキ
ケーキ、食べかけのケーキ、お皿
メガネ
メガネに部品を入れて、プログラミングしましょう。
アイコンに関するメガネ
ケーキを囲んでいる四角形が消え、カップを四角形で囲む
カップを囲んでいる四角形が消え、ケーキを四角形で囲む
カップに関するメガネ
カップが選ばれている時、何もない場所をおすと、
お茶入りカップが出てくる
ケーキに関するメガネ
ケーキが選ばれている時、何もない場所をおすと、
ケーキが出てくる
ごみ箱に関するメガネ
ごみ箱が四角形で囲まれる
ごみ箱を囲っていた四角形が消える
ごみ箱が四角形で囲まれている時、お皿が消える
ごみ箱が四角形で囲まれている時、カップが消える
まとめ
プログラムで遊び道具を作ることは、プログラミングを学べる以外にもメリットがあります。
- 欲しい小道具を自分で作れる
- お友だちに作った作品で遊んでもらえる
- 散らからないし、収納も困らない
- 家計にやさしい(無料)
特にビスケットは、子どもの遊びの中に取り入れやすいプログラミング教材です。
ぜひ親子でチャレンジしてみてくださいね。