この記事では、MakeCode for Minecraftのチュートリアル「Sand Storm」について解説します。
「Sand Storm」では、指定した範囲の中からランダムな場所に、次々と砂を出現させて砂嵐を起こします。
Sandは英語で砂、Stormは嵐という意味です。
今回のチュートリアルでは、座標でここから~ここまでという範囲を指定します。
座標や範囲の指定の仕方が分からない人は、下にある記事で復習してみてください。
砂を頭上に落とそう
最初に、頭上に砂を出現させるコマンドを作ってみましょう。
1.「最初だけ」ブロックを消す。
2.「チャットコマンドを入力した時」ブロックの”run”を”sandstorm”に変更する。
3.ブロックカテゴリーにある「ブロックを(座標)の地点に置く」ブロックを出し、「チャットコマンドを入力した時」ブロックの中に配置する。
4.「草ブロック」を「砂」に変更する。
5.ブロックを置く場所を「~0 ~10 ~0」にする。
「~0 ~10 ~0」 はプレイヤーから10ブロック上の位置です。
マイクラにもどって実行してみましょう。
- 「開始」ボタンをおしてから、マイクラの画面にもどる。
- 「T」キーをおして、チャット画面を開く。
- sandstorm と入力して、「Enter」キーで実行する。
砂は下のブロックが空気の場合、落下します。
ランダムな場所に砂を出現させよう
今のままだと決まった場所に砂が落ちるだけですね。
ランダムな場所に砂を出すように変更しましょう。
ランダムは、きまりがなくデタラメという意味です。
1.ポジションカテゴリーにある「ランダムな位置を選択する」ブロックを出し、「ブロックを(座標)の地点に置く」ブロックの座標に配置する。
2.座標Aと座標Bを指定して、砂を出す範囲を決める。
お手本ではプレイヤーから10ブロック上、東西南北10ブロックの範囲を指定しています。
直方体の形をした空間内のランダムな座標を選択する。
座標A、座標Bは、直方体の対角になる頂点の座標を指定する。
マイクラにもどって実行してみましょう。
何度か実行してみましょう。毎回ちがう場所に砂が落ちたでしょうか。
砂をたくさん出して砂嵐を起こそう
砂が1つだけでは砂嵐とは言えませんね。
くりかえしブロックをつかって、砂をたくさん出しましょう!
1.ループカテゴリーにある「くりかえし」ブロックを出し、「ブロックを(座標)の地点に置く」ブロックを囲むように配置します。
2.100回くり返しましょう。
中のブロックを指定した回数くり返す。
マイクラにもどって実行してみましょう。
次々と砂ブロックが降ってきたでしょうか。
まとめ
チュートリアル「Sand Storm」ついて紹介しました。
今回使用した新しいブロック
- 「ランダムな位置を選択する」ブロック
直方体の形をした空間内のランダムな位置を選択する。
座標A、座標Bは、直方体の対角になる頂点の座標を指定する。
- 「くりかえし」ブロック
中のブロックを指定した回数くりかえす。