マイクラでは、場所を指定するために座標を使います。
コマンドを使ったりプログラミングをしたりするときに、座標を使って場所を指定することが多いので、見かたをマスターしちゃいましょう!
この記事では、座標の出し方や見かた、コマンド上で指定する方法ついて、初心者にも分かりやすく解説します。
自分がいる場所の座標を表示する方法
ワールドの設定で「座標の表示」をオンにすると、今自分がいる場所の座標が表示されます。
拠点(きょてん)の場所の座標をメモしておくと、迷子になってももどることができますね。
コマンドでも座標の表示/非表示を切り替えられます。
- 座標を表示する
/gamerule showcoordinates true - 座標を表示しない
/gamerule showcoordinates false
PC版の場合、「F3」キーをおして確認することもできます。
座標とは、とある位置を示す数字の組み合わせ
座標(ざひょう)とは、とある位置を指定するための数字の組み合わせのことです。
マイクラの世界では、xyzの3つの座標軸(ざひょうじく)があります。
- x軸 … 東西の方向(東がプラス)
- y軸 … 上下の方向(上がプラス)
- z軸 … 南北の方向(南がプラス)
また、絶対座標と相対座標、2種類の指定方法があり、基準になる場所がちがいます。
絶対座標:原点が基準
絶対座標とは、ワールドのどこかにある原点(x=0,y=0,z=0)からどれだけ はなれているかで決まる座標のことです。
ワールドの設定で「座標の表示」をオンにすると表示される座標は、絶対座標です。
相対座標:コマンドを実行した位置が基準
相対座標とは、コマンドを実行した位置を基準にした座標のこと。
「~(チルダ)」と「^(キャレット)」を使って相対座標を表します。
~(チルダ):コマンドを実行した位置が基準
~(チルダ)を使うと、コマンドを実行した位置が基準になります。
- x … 東西の方向(東がプラス)
- y … 上下の方向(上がプラス)
- z … 南北の方向(南がプラス)
^(キャレット):コマンドを実行した位置と向いている方向が基準
^(キャレット)を使うと、コマンドを実行した位置が基準になるのに加えて、プレイヤーの向いている方向に応じてxyz軸の方向も変わります。
- x … プレイヤーから見て左右方向(左がプラス)
- y … プレイヤーから見て上下方向(上がプラス)
- z … プレイヤーから見て前後方向(前がプラス)
座標を使ったコマンドの例
座標を使ったコマンドをいくつか紹介します。
tp:テレポート
tpは、エンティティを指定された座標にテレポートさせるコマンドです。
例では相対座標「~(チルダ)」を使い、自分を現在いる位置から6ブロック上、5ブロック南にテレポートしています。
エンティティとは
エンティティとは、プレイヤーやモブ(村人、動物、モンスター)、トロッコやボートなど何らかの動きを持つもののこと。
ブロック以外のほとんどのものがエンティティです。
ターゲットセレクターとは
ターゲットセレクターとは、コマンドを「誰に」「何に」対して行うのか対象を指定するものです。
@p | コマンドを実行した場所からもっとも近いプレイヤー |
@a | ワールド内にいるすべてのプレイヤー |
@s | コマンドを実行したエンティティ |
@e | すべてのエンティティ |
@r | ワールド内にいるすべてのプレイヤーからランダムで選ばれたひとりのプレイヤー |
また、ターゲットセレクターの後ろにサブコマンドをつけることで、対象をしぼり込むことができます。
例えば@e[type=zombie]で、全てのエンティティの中からゾンビを対象にしぼり込みます。
fill:指定されたエリアをブロックでうめる
fillは、指定された座標で囲まれたエリアをブロックでうめるコマンドです。
例では絶対座標を使い、座標(25,4,-20)から座標(30,10,-25)のエリアを白樺で埋めています。
コマンドIDとコード値
コマンドIDは、マイクラに存在するすべてのものに割り当てられたシステム上の呼び名のことです。
またコード値とは、コマンドIDに加えて指定することで、アイテム/ブロックの種類をより細かく指定する番号のことです。(コード値は統合版のみ)
コマンドIDが「wood」の場合、コード値が2だと白樺になります。
こちらの攻略サイトさんに、一覧が載っていたのでリンクをのせておきます。
summon:召喚
summonは、エンティティを召喚するコマンドです。
例では相対座標「^(キャレット)」を使い、プレイヤーの10ブロック前に牛を呼び出しています。
まとめ
マイクラの座標について紹介しました。
座標(ざひょう)とは、とある位置を指定するための数字の組み合わせ。マイクラにはxyzの3つの座標軸(ざひょうじく)があります。
- x軸 … 東西の方向(東がプラス)
- y軸 … 上下の方向(上がプラス)
- z軸 … 南北の方向(南がプラス)
座標の指定方法は、3種類です。
- 原点(x=0,y=0,z=0)からの距離で決まる絶対座標
- コマンドを実行した位置が基準になる相対座標(~チルダ)
- コマンドを実行した位置が基準になるのに加えて、向いている方向でxyz軸の方向も変わる相対座標(^キャレット)
マイクラで座標を使えるようになると出来ることがグッと増えるので、ぜひマスターしてみてくださいね。