ファイヤーでジャストミートっ!ニューヨークへ行きたくなっちゃうかも?
そんなウルトラなクイズの早おしボタンを、ビスケット(Viscuit)で作ってみました。
この記事では「クイズの早おしボタン」の作り方を、ていねいに解説します。
ビスケットの使い方は、こちらの記事からお読みください。
今回作ったプログラム
クイズを出す人(1人)と、答える人(1~2人)に分かれて遊びます。
- クイズを出す人がクイズを出題する。
- 答える人が「早おしボタン」をおす。
- ぼうしの上に「?」が出た回答者が答えられる。
- クイズを出す人は正解なら「〇」、不正解なら「×」をおす。
完成した早おしボタンは、下のリンクから確認できます。
必要な部品
回答者に関する部品
- 早おしボタン … 2コ(好きな色で2色)
- ぼうし … 2コ(ボタンと同じ色で2色)
- 「?」マーク … 1コ(ボタンをおすとぼうしの上に出る)
- 顔 … ふつう、ニコニコ、しょんぼりの3種類
- 次の音を鳴らす用の部品
出題者に関する部品
- 「〇」ボタン … 1コ
- 「×」ボタン … 1コ
- 次の音を鳴らす用の部品 … 3コ
ステージの配置
上から、ボタン、ぼうし、かお、〇×ボタンを配置します。
設定
方眼紙は一番大きいサイズ、はやさは 右から2番目にします。
めがね
早おしボタンをおしたら
早おしボタンをおした時、「?」マークがぼうしの上に表示され、ピンポン(シ、ソ)と音が鳴ります。
「?」マークをぼうしの上の位置に表示する。
音(シ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品を表示する。
もうひとつのボタンも、同じようにめがねを作りましょう。
「〇」ボタンをおしたら
回答が正解だった場合、クイズを出す人は「〇」ボタンをおします。
「〇」ボタンがおされたとき、ピンポンピンポン(ラ、ファ、ラ、ファ)と音が鳴り、回答者はニコニコになります。
「?」マークのついた回答者の顔をニコニコにする。
音(ラ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品1を表示する。
音(ファ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品2を表示する。
音(ラ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品3を表示する。
「×」ボタンをおした時の動き
回答が正解だった場合、クイズを出す人は「×」ボタンをおします。
「×」ボタンがおされたとき、ブー(低いソとソ#)と音が鳴り、回答者の顔はしょんぼりになります。
「?」マークのついた回答者の顔をしょんぼりにする。
音(低いソとソ#)が鳴る。
まとめ
いろいろな機能を一度に考えようとすると、何をしたらいいのか分からなくなってしまうことがあります。
そんなときは、部品や動きを小さく分けて考えるのがおすすめ。一つ一つに分けて、めがねを作ってみましょう。
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