ファイヤーでジャストミートっ!ニューヨークへ行きたくなっちゃうかも?
そんなウルトラなクイズの早おしボタンを、ビスケット(Viscuit)で作ってみました。
3人まで対戦可能で、正解数のカウント機能つきです。
この記事では「クイズの早おしボタン」の作り方を、ていねいに解説します。
ビスケットが初めての方は、下の記事からお読みください。
今回作ったプログラム「クイズの早おしボタン」
遊び方
プレイ人数:出題者(1人)+回答者(1~3人)
- 出題者がクイズを出題する。
- 回答者が早おしボタンをおす。
- ぼうしの上に「?」が出た回答者が答えられる。
- 出題者は正解なら「〇」、不正解なら「×」をおす。
- 出題者がリセットボタンをおして、次の問題へすすむ。
必要な部品と配置
回答者に関する部品
- 早おしボタン … 1コ
- ぼうし … 3コ(好きな色で3色)
- 「?」マーク … 1コ(ボタンをおすとぼうしの上に出る)
- 顔 … ふつう、笑顔、悲しいの3種類
- 次の音を鳴らす用の部品 … 4コ(♪など)
出題者に関する部品
- 「〇」ボタン … 1コ
- 「×」ボタン … 1コ
- 「Reset(リセット)」ボタン … 1コ
正解数のカウントに関する部品
- 0~9の数字 … 各1コずつ
- 「+」マーク … 1コ
ステージの設定
- 方眼紙は一番大きいサイズ
- 横・縦スクロールなし
- 動きは一番早い
メガネ
早おしボタンをおした時の動き
早おしボタンをおした時、「?」マークがぼうしの上に表示され、ピンポン(シ、ソ)と音が鳴ります。
「?」マークをぼうしの上の位置に表示する。
音(シ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品(A)を表示する。
同時に2つ以上早おしボタンをおした時の動き
同時に2人以上早おしボタンをおした時、同時におした人全員に「?」マークが表示されてしまいます。
なので、ランダムで1人に回答権をあたえるようにしました。
「?」マークが2つ表示されている時、「?」マークが1つだけになる。
「?」マークが3つ表示されている時、「?」マークが1つだけになる。
誰かに回答権がある時の動き
だれかに回答権がある(=「?」マークが表示されている)時、他の人が早おしボタンをおしても反応しないようにします。
「?」マークが表示されていて早おしボタンをおした時、何も変わらない。
「?」マークが表示されていて、同時に2つ早おしボタンをおした時、何も変わらない。
「?」マークが表示されていて、同時に3つ早おしボタンをおした時、何も変わらない。
「〇」ボタンをおした時の動き
回答が正解だった場合、出題者は「〇」ボタンをおします。
「〇」ボタンがおされたとき、ピンポンピンポン(ラ、ファ、ラ、ファ)と音が鳴り、回答者は笑顔になります。
正解数のカウントアップの部品(「+」マーク)については、カウントアップの動きで説明します。
「〇」ボタンをおした時、
「?」マークのついた回答者の顔を笑顔にする。
「+」マークを0の上の位置に表示する。
音(ラ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品(B)を表示する。
音(ファ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品(C)を表示する。
音(ラ)が鳴る。
次の音を鳴らす用の部品(D)を表示する。
「×」ボタンをおした時の動き
回答が正解だった場合、出題者は「×」ボタンをおします。
「×」ボタンがおされたとき、ブー(低いソとソ#)と音が鳴り、回答者は悲しい顔になります。
「×」ボタンボタンをおした時、
「?」マークのついた回答者の顔を悲しい顔にする。
音(低いソとソ#)が鳴る。
「リセット」ボタンをおした時の動き
「リセット」ボタンがおされたとき、「?」マークは消えて、回答者の顔はふつうにもどります。
「リセット」ボタンがおされた時、「?」マークを消し、笑顔がふつうの顔になる。
「リセット」ボタンがおされた時、「?」マークを消し、悲しい顔がふつうの顔になる。
カウントアップの動き
正解だった(=「〇」ボタンをおした)時、正解数のカウントアップの部品(「+」マーク)が0の上の位置に表示されます。
数字の上にこの「+」マークが表示された時、数がカウントアップされます。
※0~8まで作ります。
0の左上(十の位の位置)に「+」マークを表示する。
十の位の上の位置に「+」マークを置くことで、くり上がるようになります。
正解数のカウントアップは、いろいろクリエイトラボさんの動画を参考にさせていただきました。
動画で分かりやすくまとめてくださっています。
最初に見た時、「こんな方法が……っ!」と目からウロコで感動しました。
まとめ
今回は、部品やメガネ(しかも割れてる)の数が多くて、むずかしく感じるかもしれません。
いっぺんに考えようとすると何をしたらいいのか分からなくなってしまいますが、部品や動きごとに小さく分けて、メガネを考えてみましょう。