小学校でプログラミング教育がはじまりましたが、
- プログラミングを学ぶことの必要性は感じている
- でもプログラミングってよく分からないし難しそう
- 自分がプログラミング習っていないので教えられない
と、なんとなく学校にお任せして放置していませんか?
この記事では、身近なおかしのポッキーで誰でも楽しくプログラミングを学べるアプリ、グリコ―ド(GLICODE)を紹介します。
グリコ―ドは、総務省が推進する平成28年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」に選定され、小学校低学年を対象としたプログラミングの授業に活用されています。
プログラミングの方法は、なんとポッキーをならべてカメラで撮るだけ!
食べ物を使うのに抵抗がある方でもプレイできる方法も紹介します。
グリコ―ド(GLICODE)はグリコが開発したプログラミングアプリ
動画:YouTube「Glico Japan江崎グリコ 公式」より
GLICODE(グリコ―ド)とは、お菓子メーカーのグリコが開発した子ども向けのプログラミング学習アプリ。
無料で利用できます。
オリジナルキャラクターのハグハグを泣いている子どものところまでプログラミングでつれていき、ハグで笑顔にするゲームです。
ポッキーをルールに従ってならべ、カメラで撮ってプログラミングします。
誰でも楽しく遊びながら
- シーケンス(SEQUENCE) … 順番に実行する
- ループ(LOOP) … くり返し実行する
- イフ(IF) … 場合分け(もし~なら)
というプログラミングの基本的な考え方を学習できます。
スマホとタブレットどちらでもプレイできますが、スマホでのプレイがオススメ。
ポッキーをならべてカメラでとるをくり返すので、タブレットだと重たくて手首が痛くなります。
アプリの他に用意するもの
ポッキー
使用できるポッキーは、
- ポッキーチョコレート
- ポッキー < 極細 >
- いちごポッキー
- アーモンドクラッシュポッキー
本数は6本もあれば十分でした。
ファミリーパック1袋分がちょうどよいと思います。
白いシート
ポッキーをならべる時に使います。
- お皿やクッキングペーパーなど衛生的なもの
- 白い
- 無地
- 平らでポッキーを置いて影ができないもの
食べ物を使うのに抵抗がある場合は
食べ物で遊んだり何度もベタベタさわったりするのが気になる場合は、画用紙などでポッキーもどきを作るのがおすすめです。
私もちょっと抵抗があったので、クラフト用紙と折り紙で作って遊びました。
チョコレートの茶色の他に、いちごのピンクでも認識できましたよ。
お子さんと一緒に作ってみてくださいね。
グリコ―ドの遊び方
遊び方はかんたん
- ステージを選ぶ
- ポッキーをならべる
- カメラでポッキーの写真を撮る
- プログラムを実行する
これだけです。
本物のポッキーを使う場合は、最初に手を洗いましょう!
1.ステージを選ぶ
最初は「1-1」しか選べません。
クリアすると次のステージに進むことができます。
選択すると、ステージのタイトルとお題が表示されます。
「プレイ!」をおしましょう。
2.ポッキーをならべる
ハグハグが子どものいる場所へ行けるようにポッキーをならべます。
3.カメラでポッキーの写真を撮る
「カメラ」ボタンをおすと、画面が切りかわってカメラが起動します。
ならべたポッキーを真上から写すと、ハグハグへの命令が表示されます。
ハグハグへの命令を確認したら、「シャッターボタン」をおしましょう。
4.ステージにもどって実行する
「もどる」ボタンをおすと、ステージ画面にもどります。
プログラムの命令にしたがってハグハグが動きます。
泣いている子どものところへたどりつけたらクリアです。
チュートリアルがしっかり作られているので、操作で迷うことはあまりないと思います。
くわしい使い方やならべ方のルールは、ゲーム内の設定(歯車ボタン)から確認できます。
考え方のポイント
くり返し(ループ) … 進めなくなったら終わり
ポッキーをハの字型に置くと、その間に置かれたポッキーの命令をくりかえすことができます。
くり返しは、「ハグハグが子どものところへたどりつく」または「ハグハグが進めなくなる」と終了します。
プログラミングにおいて、くり返しの終了条件はとても重要なのでループのステージで説明を入れてほしかったなと思いました。
このルールを知らないと解けないものがありますし…
くり返しが終わると、下にある次の命令を実行します。
場合分け(イフ) … もしボタンをおされたら
グリコ―ドでは「もしボタンをおされたら、セットされている命令を実行する」という形で場合分け(IF)の考え方を学ぶようにしています。
AボタンとBボタンそれぞれのボタンに命令を入れて、好きなタイミングで実行することができます。
ハグハグは「ボタンがおされたか」を判断しているので、「いつ」実行するのかはプレイヤー自身が判断します。
ちなみに、ボタンの操作をまちがえると失敗です。
ハグハグを動かす前に、頭の中で手順をたどってボタンをおすタイミングを確認しましょう。
★がつく条件
ある条件を満たしてクリアすると★がつきます。
★の解答が最小本数というわけではなさそうでした。
ステージの最初に示されるお題(☆の横に書いてある部分)にそってクリアした場合に★がつくようです。
★の解答以外に最小本数でクリアする方法を探したり、家族や友だちの解答と比べてみても面白いと思います。自分なりの答えを見つけてみましょう。
公式の解答例はこちら
グリコ―ドメーカーでオリジナルステージを作ろう
グリコ―ドをクリアしたら、自分でステージを作れるアプリグリコ―ドメーカーにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
作ったステージを友達とシェアすることもできますよ。
こちらは実物のポッキーがなくても、アプリ上でポッキーを操作してならべることができます。
まとめ
ポッキーでプログラミングできるアプリグリコ―ド(GLICODE)を紹介しました。
ポッキーという身近なおかしを使ってプログラミングするのは意外でとても面白かったです。
グリコ色のハグハグも愛らしくて、とても癒されます♪
本物のポッキーを使わない場合でも、ポッキーは準備しておいた方がいいです。
絶対に食べたくなりますから……