安全でシンプル、だから安心。子どもに初めて渡すカメラとしておすすめなのが「MiNiPiC(ミニピク)」です。
ゲーム機能を省いたシンプル設計で、撮ることに集中できるのが特徴。
子どもが「撮れた!」という体験を重ねながら、写真や動画を楽しめる工夫がされています。
日本の会社が販売しているので、購入後のサポートも安心です。
この記事では、MiNiPiCの特徴やメリット、実際に使用して感じた点を解説します。
MiNiPiC(ミニピク)とは?基本情報まとめ
「MiNiPiC(ミニピク)」の基本的な情報は以下の通りです。
- 対象年齢 :6歳~
- メーカー :レクリッド
- 価格 :5,980円
- サイズ :8.2×6.5×4.0cm(実寸)
- 重さ :69.5g(microSDカード装着時)
- 画素数 :約2100万画素
- ストレージ:microSDカード32GB付属
- 保証期間 :1年間
- 主な機能 :写真(JPG)、動画撮影(AVI)、タイマー撮影、ズーム(最大8倍)、スローモーション、タイムラプス
- 付属品 :本体、ストラップ(38cm、長さ調節不可)、microSDカード(32GB)、充電コード(Type-C)、スマホ用カードリーダー(※)、PC用カードリーダー(USB)、説明書(大人、子ども用)、保護フィルム、リセットボタン用ピン
※購入時に「Lightning」または「Type-C」どちらかを選択
MiNiPiCのメリット・特徴
パステルカラーの優しいデザイン
全11色のパステルカラー展開。
子どもはもちろん、大人が持っても違和感のない落ち着いた色合いです。
ゲームなしで撮影に集中できる
キッズカメラによくある「ゲーム機能」があえてありません。
「せっかくのお出かけなのに、子どもがゲームに夢中で写真を撮らない…」なんてことも防げます。
家族旅行や日常の思い出をしっかり残せるのが魅力です。
日本企画・販売だから安心
MiNiPiCは、2023年に福井県で誕生した日本発ブランドです。
製造は中国ですが、専門工場で3回の検品を実施。30日間の無条件返品+1年間の保証もついて安心です。
子どもに優しい設計
画面表示はひらがな・カタカナ。説明書も「保護者用」「子ども用」の2種類が付属しています。
説明動画もあり、初めてのカメラでも迷わず使えます。
- 子ども用解説動画:https://youtu.be/7g3eU9gw0TI?si=515QNJzMXDizp1Qb
- 大人用 解説動画:https://youtu.be/twaQMae42h4?si=u_i6hWWb_jMU97xy
データ転送が簡単
パソコン用とスマホ用のカードリーダーが付属(Lightning/Type-Cから選択可能)しています。
さらに解説動画付きで、迷うことなくスムーズに転送できます。
- iPhone(lightning):https://youtu.be/kEJuGkM5ras
- android(type-c) :https://youtu.be/rp58SqAZ5Lg
- PC(USB):https://youtu.be/1ocE_LCOdvs
大容量バッテリー搭載
1000mAhのバッテリーで、連続使用は1~2時間ほど。
しばらく操作がないと自動で電源が切れる「自動オフ機能」も搭載しています。
実際に使ってみた感想
MiNiPiC(ミニピク)のパステルブラックを買いました。大人っぽくていい感じです。
説明書などが入っている袋の中身
付属品が充実していて、すぐに使い始められます。
保護フィルムやリセットボタン用ピンがついているのも嬉しい。
セットアップ
microSDカードは最初から本体にセット済み。
保護フィルム貼りや各種設定は大人がサポートしましょう。
おすすめの設定
- がめんオフ:オフ/1分/2分/3分
- じどうでんげんオフ:オフ/3分/5分
- おとのおおきさ:0~7
- ひづけせってい
必要に応じて設定
- タイマーじかん:オフ/2秒/5秒/10秒
- ひづけひょうじ:写真に日付を表示させる
- かべがみ:メニューの背景
- しゃしんサイズ(画素数):2M ~ 50M
- かいぞうど:VGA/720P/1080P
操作性
ボタン数も少なくシンプルです。
子ども用の説明書があるので、自分で操作方法を学べるのも嬉しいポイント。
写真
写真のサイズのデフォルトは3M(約300万画素)です。
写真のサイズが上がるほどデータ量が多くなり、保存できる写真の枚数は減ります。
室内で撮影
外で撮影
インカメラで撮ると、左右は反転します。
写真サイズを大きくしても、思ったほど画質がきれいになりませんでした。
カメラ自体の性能がそこまで対応していないのかもしれません。
それでもキッズカメラでここまで撮れるのは十分すごくて、今の子どもたちがちょっと羨ましくなります。
明るい場所でカメラが動かないようにしっかり持って撮ると、きれいに映りやすいです。
ブレが気になる場合は、タイマーを活用しましょう。
動画
解像度は設定から変更できます(デフォルトはVGA)。
VGA < 720p < 1080P の順で解像度が高くなりますが、データ量も増えるため、こまめにPCなどへ移す必要があります。
インスタにMiNiPiCで撮った写真と動画を投稿してみました。
※写真と動画はMiNiPiCで撮影し、形式変換やサイズ調整をしています。実際の画質とは異なる場合があります。
フレーム・フィルター
フィルターをかけたりフレームをつけたりできるので、画像の加工ができない子でも、面白い写真を撮ることができて楽しいです。
フィルター18種類、フレーム28種類と種類も豊富。
データ転送
付属のカードリーダーで簡単にデータを転送できました。
ただしmicroSDカードは小さくて紛失しやすく、強い力で曲げたりすると破損する恐れがあります。転送や管理は、大人が行う方が安心です。
また、付属のカードリーダーでは、撮影時の写真サイズが大きいと、うまくデータの移動ができない場合があるそうです。
androidにデータを移す場合は、写真サイズを「3M」に設定するよう推奨されています。
MiNiPicのデメリット・注意点
ゲーム機能がないため、「遊び要素」を期待している子には物足りないかもしれません。
価格は3,000円台の格安モデルに比べると少し高めですが、子ども用の説明書や保護フィルムなど、他のキッズカメラにはないオプションがついています。
他モデルとの比較
リトポラ
「リトポラ(LITTLE POLA)」も、日本企業が企画・販売(製造は中国)しているキッズカメラです。
- カラー:リトポラ15色、MiNiPiC11色
- ゲーム機能(あり/なし/ロック機能付きから選択)
- 音楽機能
- フレーム数・種類:リトポラ23種類、MiNiPiC28種類
カラーバリエーションには違いがありますが、見た目のデザインはMiNiPiCとほとんど同じです。カメラの性能についても、大きな差は感じませんでした。
価格はリトポラの方がMiNiPiCより約1,000円安いものの、付属品はMiNiPiCの方が充実しています。
「リトポラに気に入った色がある」「ゲームも欲しい」という子におすすめです。
PINT KIDS(ピントキッズ)
「ピントキッズ(PINT KIDS)」も、日本企業が企画・販売しているキッズカメラ。本物のデジカメと同じ工場ラインで製造されています。
- カラバリは全12種類。迷彩柄やサンリオのモデルも
- 2.4インチのカラーディスプレイ
- 明るさとピントを自動補正
- ゲームロック機能付き
自動補正機能で、子どもでもきれいに撮影しやすい点が大きな魅力です。2.4インチのカラーディスプレイを搭載しており、撮った写真をその場で見やすいのも嬉しいポイント。
他のキッズカメラと比べて価格がやや高めであること、そしてやや重い(155g)ので、小さな子が首から長時間下げるのはやや負担かもしれません。
「気に入ったデザインがある」「室内でもきれいな写真を撮りたい」という人におすすめです。
CIMELR キッズカメラ
「CIMELR キッズカメラ」は、Amazonで人気のあるカメラ。CIMELRは子供用カメラを専門に販売するアメリカのブランドです。
- ケースが猫やモンスター型でデザインがユニーク
- 価格は3,000円台と安価
- ゲーム機能つき
「とにかく安く試したい」「かわいいデザイン重視」という子におすすめです。
下の記事では、ミニピク・リトポラ・ピントキッズを実際に使って比べています。
よかったら参考にしてみてください。
まとめ
「MiNiPiC(ミニピク)」は、
- シンプルに写真・動画を楽しませたい
- 日本企画の安心感を重視したい
- 親子で一緒に思い出を残したい
そんなご家庭にピッタリのキッズカメラです。
購入は公式サイト、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの「レクリッドオンライン」から。
それ以外のショップでは類似品も多いため注意してください。