知育絵本「ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊」読み方のヒント

プログラミング教育が必修化になり、
「ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊」を読んで
子どもと一緒にインターネットのしくみについて学びたい!

と、この絵本を手に取ったものの、

  • 物語のどの部分がインターネットのしくみなの?
  • 練習問題の解き方が分からない…
  • 用語の解説がよく分からない…

と、悩んでいる方がいるのではないでしょうか。

 

この記事では、「ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊」の
物語にちりばめられたインターネットのしくみと、
練習問題で出てくる用語の解説をします。

これからルビィのぼうけんを読んでみようと思っている方や、
買ってみたけれど どう読んでいいか分からない…という方の参考になればと思います。

 

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プログラミングが学べる絵本「ルビィのぼうけん」とは?

「ルビィのぼうけん」とはフィンランドの
女性プログラマーリンダ・リウカスさんが、
子どもがプログラミングを学ぶ糸口となるように作った知育絵本。

翻訳は、プログラミング言語Rubyを使用するプログラマーの鳥井雪さんです。

 

「ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊」はシリーズの第3作目です。

インターネットのしくみと安全な歩き方について学べる絵本で
子どもだけでなく、大人にも読んで欲しい1冊。

 

好奇心旺盛な女の子ルビィが友だちと一緒に
雪でインターネットを作る物語を楽しめる「絵本パート」と、
絵本パートでふれた考え方をより深く体験できる「練習問題パート」があります。

 

 

絵本パートでインターネットの世界を体感

絵本パートは、
ルビィたちの雪のインターネットづくりを通して
インターネットの世界を体感していく内容になっています。

おはなしのセリフからいくつかポイントを紹介します。

 

インターネットでできることは?

「いいよルビィ、きみが監督だ。インターネットってじゃあ、なんだと思う?」

「インターネットでどんなことができる?」

ルビィと一緒に考えてみましょう。

 

動画をみる、ゲームをする、SNSで友だちをつくる、お買い物をするなどなど…
たくさんありますね!

 

インターネットを支える設備

「インターネットには塔とケーブルがある。
それは空の人工衛星にまでとどくし、海の底くらい深い場所までもぐっていく」

インターネットを支える設備のはなしです。

コンピュータやスマートフォンだけではインターネットにつながりません。

ケーブルや、ルーターやサーバーなど、色々な機械(ハードウェア)が必要です。

 

インターネットの交通ルール

「でも、情報は、どうやって行き先を見つけるの?」
「インターネットの交通ルールを守っているんだ。
 行き先を見つけるのはかんたんだよ。
 だって、インターネットにあるものにはぜんぶ、住所がついているからね」

コンピューター同士がやりとりするためのルールのはなしです。

「インターネットの交通ルール」は、
TCP/IPというインターネットの
プロトコル(ルール)のことを指しています。

「インターネットにあるものについている住所」とは、
IPアドレスのことを指しています。

 

安全にインターネットをつかうために

「気をつけていればいいだけ。こわがることないよ」

ルビィは雪のインターネットを作るのに夢中になって
あぶない川の方へ行ってしまい、こわい目にあいます。

これは、インターネットを使う時に
セキュリティーとプライバシーについて
気をつけなければならないということを表しています。

 

インターネットには、
楽しいことがたくさんあるけれど、
全部が本当だったりするわけじゃないし、
人をだまそうとするサイトや、
悪いソフトウェアがあったりして怖いところもあります。

 

どうしたらプライバシーを守れるのか、
インターネットにあるものが、
本当なのか、にせものなのか、
見きわめられるようになることが大切です。

 

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れんしゅうもんだいパートを解くヒント

全部で33の練習問題が、6つのパートに分かれています。

  1. インターネットってなんだろう?
  2. インターネットを支えるせつび
  3. インターネットのプロトコル
  4. インターネット・サービス
  5. きをつけて!
  6. インターネットのしょうげき

絵本パートでふれた概念や考え方を、遊びながらより深く体験できます。

 

この絵本の対象年齢は5~8歳となっていますが、
子どもには少しむずかしいように感じました。

大人でもちゃんと勉強しようと思うと、むずかしい部分ではあるので、
とりあえずは雰囲気をつかめればOKじゃないかと思います。

 

インターネットのしくみに関する問題(1~3)

前半の1~3は、インターネットにしくみに関する問題です。

 

れんしゅうもんだいパートでは
なじみのない単語がたくさん出てきます。

絵本の最後に用語集がついていますが、
用語同士のつながりが分かりにくいように感じました。

ざっくりとですがまとめたので、問題を解く参考にしてみてください。

 

「サーバー」と「クライアント」(れんしゅう2、11)

  • サーバー:クライアント側にサービスを提供するコンピュータ
  • クライアント:サーバーが提供するサービスを利用する側のコンピュータ

ウェブサーバーの場合、
クライアントからのリクエストがあった時、
ウェブぺージを表示するのに必要な情報を取り出して
クライアントへ送ります。

サーバーとクライアントはお店とお客さんのような関係です。

 

「TCP/IP」プロトコル(れんしゅう2、15、16)

「TCP/IP(ティーシーピーアイピー)」プロトコルとは、
コンピュータ同士が通信するためのルールのことです。

 

パケット

 インターネットの通信では、
 データをパケットという小さなかたまりに分割し、
 送信元や送信先の住所(IPアドレス)
 順番などの情報をつけて送ります。

 パケットとは「小包、小荷物」という意味。

 たくさんの荷物を宅配便で送りたいとき、
 荷物を何個かに分け、送り状をそれぞれの箱に
 貼り付けて送るようなイメージです。

 

IPアドレス

 インターネットに接続された機器を判別するための番号です。
 インターネット上の住所にあたります。

 

「URL」(れんしゅう2、16、17)

「URL(ユーアールエル)」とは、
インターネット上のウェブページなどの場所をしめすアドレスです。

 

プロトコル

 URLの最初にある、「HTTP」
 「HTTPプロトコルを利用していますよ」という意味。

 「HTTP(エイチティーティーピー)プロトコル」とは、
 ウェブサーバーとクライアントで
 ウェブページをみるためのデータを送受信する時のルールです。

 

ドメイン

 コンピューターの住所を意味しています。

 ドメインはIPアドレスと対応していて、
 ドメインはIPアドレスを人間に分かりやすい表現にしたもの。

 「DNS(ディーエヌエス)
 URLのドメインをIPアドレスに変換したり、
 逆にIPアドレスをドメインに変換したりするシステムです。

 

ファイル・パス

 ウェブサーバーのどこにあるファイルか指定しています。

 

ウェブサイトをつくるプログラミング言語(れんしゅう18)

HTML(エイチティーエムエル)
 マークアップ言語。ウェブページのテキストを記述する言語。

CSS(シーエスエス)
 スタイルシート。ウェブページの見た目を装飾する言語。

JavaScript(ジャバスクリプト)
 ウェブ上でプログラムを記述するための言語。
 動的なウェブページを作ることができます。

 

インターネットの歩き方に関する問題(4~6)

4~6については、インターネットの歩き方に関する問題です。

 

これは子どもだけでなく、大人にも読んで欲しい内容でした!

特に、「ルビィの安全なけんさくのヒント」と
「安全にインターネットをつかうためのルビィのルール」は
大人でもハッとさせられる内容です。

 

安全にインターネットをつかうためのルビィのルール★

  • インターネットにあることのぜんぶが本当ってわけじゃない。
  • 個人じょうほうはその人だけのもの。
  • インターネットは、どんなことも忘れない。
  • インターネットでのいじめはさい悪だ。
  • パスワードは大事。
  • マルウェア(悪いソフトウェア)は、みえないようにかくれている。

 

まとめ

「ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊」は、
インターネットのしくみと安全な歩き方を学べる絵本です。

子どもだけでなく、
インターネットを利用するすべての人に読んで欲しい1冊でした!

 

\ルビィとインターネットを学ぼう!/

 

 

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