2021年2月25日にNintendoSwitch対応ソフト「ソロモンプログラム」の
ダウンロード版が配信されました。
モンスターをプログラミングしてバトルするということで、
プログラミングの勉強になるかも?と思い、
ダウンロードして遊んでみることにました。
今回の記事は、ゲームの面白さや攻略的な話ではなく、
- ソロモンプログラムってどんなゲーム?
- 子どもに遊ばせて問題ない?
- プログラミングの勉強になる?
といったことを
親目線になって数日間遊んでみた感想です。
ソロモンプログラムとは
動画:YouTube「ソロモンプログラム公式チャンネル【そろぷ】」より
ソロモンプログラムでは、
モンスターに様々な「フレーズ」と呼ばれる命令を組み合わせて
行動をプログラミングすることができます。
そして、育てたモンスターを使って
全国のプレイヤーとオンラインで対戦するゲームです。
12才以上対象のゲーム(CERO B)
ソロモンプログラムは、CERO B。
12才以上を対象とする表現内容が含まれていることを示しています。
数日プレイした感じでは、気になるレベルの表現は見られませんでした。
(ストーリーはないので、キャラクターデザインで引っかかった?)
親子で一緒にプレイする分には問題ないかと思います。
課金要素 基本プレイは無料
基本プレイは無料ですが、
有料の追加コンテンツとアプリケーション内課金があります。
追加コンテンツ
モンスターを追加で解禁するダウンロードコンテンツです。
- ver.壱「武踏戦士の鬨(とき)の声」スターター:無料
「天使ナハス」と 「キュピィ」(いずれもN)が解禁されます。 - ver.壱「武踏戦士の鬨(とき)の声」ブースター:2,000円(税込)
スターターの2体を含む全10体が全グレードで解禁されます。
アプリケーション内課金
ルーレットチップというゲーム内通貨を購入できます。
ルーレットチップは、300枚(通常価格:300円)で
モンスターを入手できるインスタントルーレットを
1回 回すことができます。
いわゆるスマホのゲームによくあるガチャですね。
なんで子ども向けのゲームにガチャ入れたかなぁ・・・
かなり残念です。
オンライン対戦で全国のプレイヤーとバトル
オンライン対戦で全国のプレイヤーとバトルすることができます。
なお、Nintendo Switch Onlineへ加入していなくてもオンライン対戦可能です。
コミュニケーションがとれる機能として
「アイコンチャット」というものがありますが、
感情を表す絵文字が表示されるだけで、
使っている人もほとんどいませんでした。
ゲーム内でトラブルになる可能性はかなり低いと思います。
1回のプレイ時間が短く、時間管理しやすい
1回のバトル時間が5分前後と短いので
プレイ時間のコントロールはしやすいと思います。
また、遊んでいない間に自動でバトルをして
LP(経験値のようなもの)やゴールドを獲得してくれる
「ディープマイニング」というモードがあります。
「ディープマイニングしている間に宿題を終わらせようね」と
中断を促しやすいのは◎
プログラミングの勉強になるかは微妙
思っていたよりプログラミングの自由度は低いかなと感じました。
何度もバトルをしてLPをため、
使えるフレーズを増やさなければならないので、
組み合わせを考えて試行錯誤できるようになるまでに時間がかかります。
(そしてフレーズがそろう前にもっと強いモンスターが追加される…)
また、モンスターごとに覚えるフレーズは決まっているので
メカニズムの構成がみんな似たようなものになってしまうのではないかと感じました。
プログラミングの勉強になるかといわれたら、ちょっと微妙。
まとめ 子どもがターゲットのゲームなのに…
- CERO B(12才以上対象)
- 基本プレイ無料
有料の追加コンテンツとガチャ課金あり。 - オンラインプレイ対応
コミュニケーションが絵文字だけなのでトラブルになりにくい。 - 1回のプレイ時間が短い
プレイ時間のコントロールはしやすい。 - フレーズの組み合わせを考えて
試行錯誤できるようになるまでに時間がかかる。
コロコロコミックとタイアップしていることから
メインターゲットが子ども向けと思われます。
しかし、CEROがBだったり、ガチャ課金があるところが
残念なポイントでした。
個人的にはストーリー的なものが欲しかったかな。